2019年7月18日発売の、週刊ヤングジャンプ2019年33号、最新話!
今回の記事は、第206話のネタバレ記事です。
ゴールデンカムイ205話では、アシリパが暗号を解く鍵を手に入れたのではないかと推測されました。 シネマトグラフの映像を見たアシリパは喜び、自ら監督になり、アイヌの昔話を残そうと撮影を始めたのでした。
>>ゴールデンカムイ205話の復習はこちら!
こちらは【文字だけ】でネタバレのあらすじや感想をお届けしています^ ^
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ゴールデンカムイネタバレ最新話206話:
それでは早速、206話を見ていきましょう!
206話のタイトルにある、「ふたりの距離」とは・・・。
ゴールデンカムイネタバレ最新話206話:上映会
鯉登少将の計らいにより、撮影されたシネマトグラフの上映会は芝居小屋で行われることになりました。
半裸になった杉元が映し出されます。
「ヤダ〜〜金玉見えてるじゃん!」
照れるとこはそこなのですか、杉元…
アシリパが撮影した映像が次々と流れます。 受ける面々。
映像が切り替わると一件の家が映し出されました。
「樺太アイヌの家じゃないよね?」
「ジュレールがお嬢ちゃんを撮影していて気になることがあったのでこの活動写真を見てほしいそうだ。 10年以上前に我々が小樽で撮影した」
「これ…私の村だ!!」
ゴールデンカムイネタバレ最新話206話:アシリパの故郷
映し出される額に十字の傷を持つ男と優しそうな女。
「アチャ!?」 アシリパは父の姿に驚きます。
「え?これがウイルク?」
ウイルクのまともな姿を初めて見た面々もこんな顔だったのかと感慨深そうにしています。
そして隣に映された女性はアシリパの母親でした。 美しく、笑顔がたえない表情豊かな女性。
「明るくて晴れの日みたいなひとだったって、アチャが」
そして画面が変わると赤ん坊を背負った母と寄り添うウイルクの姿が。
赤ん坊を慈しむ母の姿にアシリパは言葉なく見いります。
「あなたの父上は樺太から来たアイヌで結婚するために日本の戸籍を取ると言っていたよ。 このあと、日露戦争には参加されたのかね?」
アシリパが答える前に上映機が壊れ、火がついてしまいます。
燃える母の姿を見ながら逃げるアシリパ。
シネマトグラフはたびたび火災が起き、歴史的なフィルムの多数が消失してきたそう。
初めて母の姿を見たのに、すぐ燃えてなくなってしまうとは切ないです。
ゴールデンカムイネタバレ最新話206話:杉元の言葉
一人で佇むアシリパに杉元が大丈夫かと声をかけます。
「活動写真は素晴らしい技術だけど、いま生きる私達のすべてを残すにはまだ十分なものじゃなかった。 母の顔は初めて見ることができたけれど、あの場面の記憶は私にはない。
アチャが話してくれた母の思い出のほうが体温まで伝わるほど残ってる。
やっぱり自分たちで大切にする気持ちがなくては残っていかない」
「いろんな民族の生活を見せてもらった。北海道にいては知らないことばかりだった。
樺太の旅は………それを知るためのものだった。
キロランケニシパやアチャの言う通り、守るためには戦わなければならないのか…」
独り言つアシリパ。
それを聞いた杉元。
「それはアシリパさんじゃなくたっていいじゃないか」
「アシリパさんを戦争で戦えるように育てたと…俺にそう言った。
ウイルクは金塊争奪のなかに無理やり巻き込んだ。
キロランケも樺太に連れて行って『戦って守るしかないのだ』という選択肢にしか辿り着けないよう、
自分の命と引き換えに…追い込んだ。」
「俺はそれが許せない」
「『アイヌの先頭に立って死ね』と『戦って人を殺せ』とあいつらはアシリパさんに言っているんだよ?」
「アシリパさんは本当にそうしたいのか?」
汗をかくアシリパ。
「地獄を考えたやつは俺みたいにたくさん人を殺して…元の自分に戻れず苦しんだかもしれない。
アシリパさんはまだそれを知らずに済んでいる。」
「俺はアシリパさんにこの金塊争奪戦から下りてほしい。知ってからではもう遅いから」
杉元自身の苦しみが垣間見れる台詞です。
ゴールデンカムイネタバレ最新話206話:感想
前回の馬鹿騒ぎは何だったのかと思うくらいのシリアスな展開になりました。
活動写真で初めて母の顔を知ったアシリパ。
しかし、守るためには戦わなければならないのかと苦悩する姿は痛ましいものがあります。
そんなアシリパに自分のような苦しみを味わせたくない杉元でした。
ゴールデンカムイネタバレ最新話207話の予想
杉元の言葉にアシリパはどう答えるのでしょうか。素直に従うとは思えませんが、アシリパには、
地獄の苦しみは味わってほしくないものです。杉元の願いは叶うのでしょうか。