イケメンで勇敢な貴公子である鯉登少尉(鯉登音之進)。
その父は鯉登平二といい、海軍少将を務めます。
海軍少将なので、たびたび船を操縦しながら登場するシーンが印象的ですよね。
「もすッ!」が口癖で、この口癖を鯉登少尉も気に入っていることから、親子の仲がいいことが分かります。
もすッ🍔❗️#私の好きモス pic.twitter.com/h3i3TwpnZu
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また、鯉登少将は鶴見中尉に多大な信頼を寄せていて、たびたび協力しています。
鶴見中尉の頼みであれば、網走監獄に砲撃することすら了承します。
鯉登少将とはどんな人物なのか。
また、鶴見中尉との信頼関係や尾形親子との関連性を紹介します!
鯉登の父、鯉登少将とは?
鯉登少将は、鯉登少尉の父で、海軍少将を務めています。
二人の息子がいましたが、長男を日清戦争で亡くしています。
失意のどん底にあった鯉登少将ですが、鯉登音之進誘拐事件を解決してから立ち直ります。
この誘拐事件を見事解決したのが鶴見中尉でした!
見事な救出劇で、鯉登少将は息子を救うことが出来ましたので、鶴見中尉との信頼関係は強固なものとなりました。
鯉登少将はこれ以降力を取り戻し、息子を愛しながらも鶴見中尉に忠誠を誓い、戦っています。
鯉登父が鯉登音之進誘拐事件で見せた軍への想いと息子への想い!
鯉登少尉が北海道へ移ってしばらくたったころ、突然ロシア人集団に誘拐されます。
そこで鶴見中尉は鯉登少将と共に音之進を救出しようとします。
犯人の要求は「駆逐艦と要塞の破壊」です。
これを聞いた鯉登少将は、軍よりも息子を優先するだろう甘い男だと思われていることに腹を立て、自分の息子に対し、「国の為に死んでくれ」と言いかけます。
しかし、息子は、「兄さんのようになれず申し訳ありません。私を生まれてこなかったものと思ってください。」と自らを責めました。
この言葉を聞いた鯉登少将は息子の元へ全力で三輪車を走らせます!
やはり息子を愛していない親なんていないですよね!
途中で三輪車は大破しましたが、それでも叫びながら息子を助けに行きます。
「音之進~~!!」
「ゴールデンカムイ」は面白いなあ。
急展開急展開で目が離せません。
今週の鶴見が鯉登父にピタッとくっついてるの、誘拐事件の時の天丼かなーと思って比べたらぜんぜん違った。
むかしの鶴見が美形で好きなんです(*´ч`*) でも情報将校だから(?)無表情のままアクションしちゃう。 pic.twitter.com/0EvrghSxQv— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) September 26, 2019
鯉登親子への尾形の嫉妬
誘拐事件は鶴見中尉と鯉登少将の活躍により、音之進救出作戦は大成功に終わりました。
ですが、この誘拐事件は鶴見中尉の自作自演。
この後、鯉登親子は鶴見中尉へ忠誠を誓うのですが、実のところ鶴見中尉の掌で泳がされているのです。
月島軍曹のえご草ちゃんの話といい、鶴見中尉はひどいですよね、、、。
ところで、この誘拐事件で嫉妬心をあらわにした男がいます。
それが尾形です。
尾形が鯉登少尉に手を添えていた!
鯉登少尉が父に「お前は助けん!」と言われた後、尾形は鯉登少尉に手を添えていました。
尾形は父に愛されておらず、正式な血統である兄だけをかわいがっていた父に強い憎しみを持ち、愛されていた兄に嫉妬していました。
父から見捨てられ、出来の良い兄を持った鯉登少尉に自分を重ね、同情したからこそ手を添えたのでしょう。
態度急変!鯉登少尉へ放つ「ボンボンが!」
息子の言葉を聞き、思い直した鯉登少将は、全速力で息子の名前を呼びながら助けに駆けつけます。
その姿は、息子への愛を容易に想像させました。
鯉登少将が現れた瞬間、尾形は「チッ」と舌打ちし、鯉登少尉に銃を突きつけあの言葉を言い放ちます。
「ボンボンが!」
ここには、表向きでは冷たいことを言っておきながら、結局は息子を愛している鯉登父のことを疎ましく思っており、また、父に愛されている音之進がそれ以上に疎ましくて堪らない様子が現れています。
まとめ
鯉登父の息子愛、いかがでしたでしょうか。
こうして鯉登親子と尾形親子を比較すると、鯉登親子がいかに幸せか、また尾形がいかに不幸せかが分かるかと思います。
意図的に心をつかんできた鶴見中尉といびつな親子関係から性格がねじ曲がった尾形。
この先も、この二人に鯉登親子が振り回されるのは間違いないでしょう。
親子の絆で乗り切ってくれることに期待します!