元・海軍大将クザン(通称:青キジ)
その青キジであるクザンが海軍脱退後、現在は黒ひげ海賊団に加担していると、黒い噂が立つようになりました。
赤犬(サカズキ)との壮絶な元帥争いに敗北し、ひとり自転車で悠々と各地を周っているように見えていた青キジですが、そこには青キジの心深くに隠された、確固たる目的が潜んでいたのではないでしょうか。
本記事では、青キジが現在黒ひげ海賊団に入ったと思われる根拠、またその目的を深く掘り下げていきたいと思います。
ぜひチェックしてみてください。
元・海軍大将である青キジ(クザン)は黒ひげ海賊団に入った?
青キジは海軍元帥に次ぐ最高権力者「大将」のひとりでした。
「ヒエヒエの実」の能力を持ち、島ひとつ簡単に凍らせてしまうほどの強力な力の持ち主。
壮絶な頂上戦争の際、前元帥センゴクがその座を降りることを決意し、後継として青キジを推薦しましたが、政府陣は赤犬(センゴク)を推薦しました。
普段は特にやる気を見せない青キジでしたが、この時ばかりは赤犬が元帥になることに反対し、2人は元帥の座をかけて戦うことになります。
その決闘は壮絶なもので島ひとつが崩壊してしまうほどの規模。
結果は青キジの惨敗。
その後、青キジは海軍を辞め行方不明となっていました。
しかし、頂上戦争から2年後、青キジはところどころに姿を表しだし、さらに良くない噂までついてまわっています。
青キジにいったい何が起きたのでしょうか。
青キジ(クザン)が黒ひげ海賊団に加担していると思われる根拠1:ドフラミンゴとスモーカーとの会話
ストーリーを遡ってみますと、青キジが黒ひげ海賊団と繋がっているという可能性が、曖昧なものから次第に確実性のあるものに変わっていくのがわかります。
ここではそのシーンを順を追って説明していきます。
まずはパンクハザードにて、ドフラミンゴがスモーカーを亡き者にしようとしたとき、青キジが助けに入ります。
去っていく時ドフラミンゴは、”いい評判は聞かねえぞ”と青キジにひと言残していきます。
が、その後、放浪している奴と何かを決断した奴の顔は違うとも部下に話をしていました。
そして、スモーカーも、まさか闇に通じているわけじゃないだろうなと指摘しますが、青キジの「俺は俺」という返答に、安心したように納得します。
この時点では「闇」に対する明白なことは見えてきませんが、スモーカーと青キジは心通じ合う友人同士。
スモーカーにとっては、それが本当に「闇」であったとしても青キジは真の悪の方には向かわないという確証があるのかもしれません。
青キジ(クザン)が黒ひげ海賊団に加担していると思われる根拠2:黒ひげ海賊団バージェスの会話から
ドレスローザにて、黒ひげ海賊団の一番船船長バージェスが電話で青キジについて話しています。
青キジ((((;゚Д゚)))))))まさかの黒ひげ海賊団入り?ふとした発見。 pic.twitter.com/JGPg3qKnZD
— よ じ (@yo_ji0221) June 29, 2015
「青キジのことは信じられない。」
黒ひげ海賊団と青キジが何らかで繋がっているということがわかります。
青キジ(クザン)が黒ひげ海賊団に加担していると思われる根拠3:世界政府まで青キジの黒い噂が入る
そして、黒い噂は政府の耳まで入ります。
ついに加担という言葉がでてきましたね。
黒ひげ海賊団と青キジが密接に繋がっている可能性が強くなってきましたが、ではなぜ青キジは黒ひげ海賊団に加担したのでしょうか。
青キジ(クザン)が黒ひげ海賊団に入った目的は?
以上を考えると、現在青キジ(クザン)は黒ひげ海賊団に入ったと考えられますね。
では、青キジが黒ひげ海賊団に入った目的を掘り下げていきたいと思います。
青キジ(クザン)は実はイムの直属部下だった!?
世界政府の最高権力をもつ五老星がイム様と呼ぶ存在。
その正体の詳細まではまだ明らかにはされていませんが、ルフィ、ティーチ(黒ひげ海賊団船長)の手配書を切り刻んだうえ、しらほしの写真に剣をシーンが残されています。
そのため、イムは政府にとっての危険因子を選び、抹殺する指示を出す役割をもっているのかもしれません。
イムはまた大きな凍った麦わら帽子を保管しています。
昨日のワンピースでついにイム様が初登場!未だに何者なのかわからないイム様…。ラスボスなのかなぁ。ルフィたちの味方ではない気がする pic.twitter.com/lQSi1BmyYs
— きぃ (@key_brave) May 20, 2019
この凍らせてあるという点では、青キジのヒエヒエの能力で凍らせてあると考えられることもできます。
次いで、イムの指示で黒ひげ海賊団に入り、ティーチの命を狙っているのかもしれません。
しかし、元帥の座が空いた時、次期元帥に青キジを推薦したのが元・元帥センゴク。
世界政府側は赤犬を推薦していたので、青キジは世界政府にそこまで好意をいだいているようには思えないのです。
そのため、この理屈は薄い線だとは思いますが、凍らされた麦わら帽子のほうで、まだひっかかる点が残ります。
青キジ(クザン)は世界政府を崩壊させる!?
普段は周りにめったに興味を示さない青キジが、赤犬が元帥になることを強烈に反対をしました。
元々、青キジと赤犬では「正義」の観念が相当ずれていたのでしょう。
海軍を辞める前は「だらけきった正義」と信念を掲げていましたが、その昔の信念は「燃え上がる正義」でしたので、青キジは本来、心の熱い人物と見ることができます。
黒ひげ海賊団では現在能力者狩りが横行し、同じ四皇たちとは全く別の方向に動いています。
船長である白ひげを平気で裏切る残忍さは、いつでも世界政府の脅威となり得てしまいますね。
そこを利用し、期を待って世界政府の真の立て直しを狙っているのかもしれません。
青キジが黒ひげ海賊団に入ったとされることに関するまとめ
青キジが黒ひげ海賊団に加担しているという黒い噂の根拠やその目的を考察してみました。
解釈次第では良い方にも悪い方にも考えることができてします青キジの行動。
しかし、超ペンギンちゃんと悠々と旅をしていると思っていたのは思い違いで、実は何かを強く決心し、その目的のために世界を周っていることがはっきりと見えてきたようにも思えます。
この先、どのような展開が待っているのかとても楽しみになってきました。