キングダムにおいて、残虐極まりないですが、戦の天才でとして描かれている桓騎(かんき)。
桓騎(かんき)元大野盗の首領であり、死体を弄ぶことにすら何のためらいもありません。
その残虐性に敵兵はみな恐怖し、戦意を喪失したところを桓騎(かんき)に討たれてしまいます。
桓騎(かんき)には人の心がないのでは、、、と思っていたのですが、そんな桓騎が人への情を見せるような場面が出てきます。
その象徴的な場面が、蒙豪(もうごう)将軍こと白老に対する桓騎(かんき)の態度。
果たして桓騎(かんき)は蒙豪(もうごう)将軍にどんなことをしたのでしょうか?
今回は、もしかしたら桓騎はいいやつなのか、と思わせる場面をとりあげ、考察していきます!
キングダム:桓騎(かんき)とは?残虐極まりない武将
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桓騎は死体を弄ぶことを何とも思わない、勝つためにはなんでもする秦国の武将です。
戦いの天才であるが故に秦軍に誘われ、大野盗団を率いて秦軍として戦いますが、その戦は残虐極まりないものの連続。
山陽の戦いでは、敵の死体から大量の目玉と耳だけを袋に詰め、敵軍に送りつけ、戦意を喪失させました。
また、黒羊丘の戦いでは敵兵でもない女・子供の死体を串刺しにし、人の林のようなもの(桓騎は人林(じんりん)ツリーと言っている)を作り行軍するなど、その残虐性はおよそ武将がやるようなことではありません。
そんな桓騎の中にあるものは「すべてに対する怒り」だそうです。
私はこの怒りは、桓騎が元は奴隷の身分であった(推測)ことからきているのかもしれないと考察しています。
昔は武将への羨ましさなどもあったのでしょうか、なんと慈悲深さを思わせるようなシーンがいくつかあるので見ていきましょう。
桓騎(かんき)が白老である蒙豪(もうごう)将軍に対してたむけ!意外と慈悲深い?
かなり残虐性が激しい桓騎将軍。
しかし、そんな中でも慈悲深さを思わせるようなシーンがあるので紹介していきます!
桓騎(かんき)が蒙豪(もうごう)将軍の死にたむけ
(蒙武の父にして蒙毅の祖父。「白老」という名で列国に知れ渡っている大将軍。凡庸な将軍と評され、強き敵に勝つことは難しいが、弱き相手には絶対に失敗がない。)
って最後どんな評判なんだよ
って思ったらいいねかRTヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙#キングダム#RTお願いします#漫画 pic.twitter.com/65NGva3lxn— 最新時事ネタ集めて拡散希望@相互 (@yVDUb3) September 10, 2017
合従軍戦で函谷関を守り抜き、雄たけびをあげた秦国の大将軍であり、蒙武の父である蒙豪将軍。
その合従軍の戦いの後、信と蒙恬に見守られながら亡くなってしまいます。
このとき、桓騎は蒙豪将軍へのたむけとして、敵兵の死体の山を築き、大炎を巻き起こします。
@southerneurope 原先生のスタイル的には必ず悲しい過去があるはずです笑
やさぐれた桓騎を白老が救ったのでしょう! pic.twitter.com/CfSkwla75Z— K (@way_of_the_fist) February 7, 2016
やはり残虐ではありますが、蒙豪将軍への想いが感じられる場面でした。
おそらく秦軍に入ってからはずっと蒙豪将軍の下で戦に臨んだのでしょう。
その残虐性から、敵味方問わず大バッシングを受けたことと思います。
そこで現れる蒙豪将軍。
「フォッ フォツ フォッ」
この笑いですべのバッシングをはねのけたのは間違いありません!!!
というのは冗談としても、間違いなくお世話になっている蒙豪将軍を敬っていることは間違いありません。
桓騎(かんき)は張唐にも花を持たせるきっかけを与える
早く張唐を大将にして戦いたいー!
「こんなもの武将の死に方ではないわァ」
かっこよすぎですね、張唐は。#ナナフラ pic.twitter.com/yn4ukZu9pH
— フリスク-飛信隊への憧れ- (@furisuku81) February 23, 2018
秦国の大将軍として蒙豪将軍と共に函谷関を守り抜いた張唐将軍。
毒矢で死期が迫ることをしると、今後秦国を担っていくであろうと思っている桓騎を呼び出し、秦国の為に命を捧げる覚悟があるかどうか問います。
その問いに対する桓騎の答えがこれです。
「あるわけねぇだろ。」
武将をバカにしたようなこの発言に張唐は怒りをあらわにしますが、その後の桓騎の形勢逆転の奇襲攻撃を見て、桓騎の素質を改めて実感します。
張唐の最期のセリフ。
「秦国一の武将となれ 桓騎」
こんな熱い言葉をぶつけ続けてくる武将は初めてだったでしょう。
何といっても今まで散々酷いことをされてきて、逆に自分が酷いことをしてきたから。
そんな自分を認め、「武将として秦国一になれ」という暑苦しいほど熱い張唐の言葉に少し揺らいだのかもしれません。
「チッ、最後まで調子狂うジジィだぜ。」
と桓騎。
張唐を煽りまくったのも奇襲で張唐に敵将を討たせるためだったのかもしれません。
桓騎は奴隷という身分だった(考察)可能性があることから、武将というものを毛嫌いしているのではないかと思われます。
しかし、本当なら飛信隊で活躍する信のように武功を積み上げ、蒙豪や張唐にも負けない大将軍になりたかったのではないか、と想像させるような場面でした。
桓騎(かんき)が行った蒙豪(もうごう)へのたむけに対してネットの反応は?
そんな桓騎に対して、ネットではどんな声があがっているのでしょう?
そろそろこういう政治家が必要なんじゃないでしょうかー。桓騎好きだわー pic.twitter.com/oAr6o6opqH
— ミヤザー (@kesuyuwazayami) February 1, 2014
桓騎はわかってたんだろうけど函谷関での戦い方を張唐が教示してあげてたのがムム…てくる。場数重ねて色んな戦場と人間を見てきた白老や張唐のような老将にしてみたら桓騎にただの残虐性だけじゃなく、その底にある何かを感じていて、「戦上手」とは違う理由で切り捨てきれないものがあったのかなと
— 巻りなダム 昌平君着火 (@Y_173_R) April 16, 2019
今日もキングダムを読みました。
サンタさんのようにやさしい白老がいってしまわれて、蒙武の回想シーンも相まって、たくさん泣きました。
ネピアに手を伸ばし、涙をぬぐっていたら、桓騎が「白老へのたむけ」に、敵兵たちに火をつけて、あぁ、これがあの桓騎ファン的・名シーンかと納得しました。笑— ココア飲みたい (@ouroyalmilktea) June 8, 2019
まとめ
残虐さの中にも慈悲深さを見せる桓騎の姿は、桓騎にファンが多い一つの理由かもしれません。
これから間違いなく秦国の大将軍となるであろうこの桓騎が、蒙豪将軍や張唐将軍のようなアツい想いを胸に戦う日がくるかもしれませんね。
追い詰められた時にこそ桓騎の心中がわかるはず。
これからは、桓騎の心境の変化や桓騎の過去にも注目してみてください!