四皇の一角であり、ルフィが海賊王を目指すきっかけになった赤髪のシャンクス。
世界最強の剣士であるミホークと互角の実力者で、白ひげから認められていたほどの男がなぜ左腕を失ったのでしょうか?
初期から登場していますが、シャンクスの正体はまだ明かされていません。
今回の記事では、赤髪のシャンクスがなぜ腕を失ったのか。
その理由について最新情報を元に紹介していきたいと思います。
シャンクスが左腕を無くしたのはなぜ?
シャンクスは悪魔の実の能力者だと考えている人は多いですね。
シャンクスは四皇と呼ばれるほどの海賊ですし、何らかの能力者なのではないか、という考えも分かります。
現在の四皇は、シャンクス以外はみんな悪魔の実の能力者ですし。
能力者だとすれば、海で力が抜けたことで海類王に対抗できず、左腕を失ってしまったのいうのも納得です。
しかしよく考えてみると、能力者であればルフィを助けること自体が不可能なはずですよね。
悪魔の実の能力者は海で泳ぐこともできなければ、力も抜けるため、何もできないレベルです。
ルフィが溺れていた場所は、浅瀬とは言えませんし、シャンクスが辿り着くことは不可能です。
このことから、悪魔の実の能力者であるという説は薄いと考えられます。
シャンクスが左腕を失った1巻の時には弱かったの?
シャンクスとルフィが出会って近海の主に命を狙われたのは、ルフィが海に出る10年ほど前です。
当時のシャンクスは四皇と呼ばれるほどの実力は備わっていなかったでしょう。
そのため、あまり強くなかったのではないかと推測する読者もいます。
【ワンピース】シャンクスが何年もフーシャ村を拠点にしてた理由wwww https://t.co/pOyxWlw9IX pic.twitter.com/L0zMdJLxsn
— ジャンプまとめ速報 (@jumpmatome_2ch) December 7, 2018
しかし、第434話で白ひげが「お前ほどの男がイーストブルーで腕一本落として帰ってきた時は、誰もが驚いた」と発言しています。
当時の白ひげは世界最強の男と言われていたはずですし、その白ひげから実力を認められていたと考えると、相当な強さを持っていた大海賊だったのでしょう。
なので、1巻で弱かったという説は違う可能性が高いです。
シャンクスは覇気が使えるのになぜ左腕を失った?
覇気とは、体内のエネルギーのような概念で、武装色・見聞色・覇王色の3つに分類されます。
覇気は基本的にすべての人が持っていますが、それを開花させるには鍛錬が必要です。
新世界では覇気を会得している海賊が多く、また海軍の中将クラスはみんな覇気を使えるそうです。
見聞色→カタクリ
武装色→レイリー、サボ他
覇王色→シャンクス?覇気の覚醒の時代に突入してるし
覇王色の覚醒はどやいやつなんや!(,,゚Д゚)
尾田せんせー! pic.twitter.com/1m7m6s61Cj— えま⚓️ (@emakithe0328) June 25, 2019
しかし、覇王色の覇気だけは特殊で、会得できる人物は数百万人に一人と言われている選ばれし者の覇気です。
覇王色が使えるのは王の資質を持つ者とも言われ、敵を威圧したり、力量差がある際には気絶させたりできるなどの破壊力があります。
第434話で、白ひげの船員にシャンクスが覇王色を使ったシーンは読者の間では有名です。
世界最強の白ひげの仲間なら相当強いはず。
そのほとんどを気絶させるシャンクスはどれだけ強いかが分かります。
シャンクスの左腕に関して1話の頃には尾田先生が何も考えてなかった?
1話でのシャンクスはルフィの恩人として登場しましたが、ここまで強い大海賊だとは誰もが思っていなかったでしょう。
当時は1話だからインパクトを残すべきという編集者の意向で、左腕を失いながらルフィを助けるという設定にしたらしいです。
その時からシャンクスは物語に登場することはなく、最終回を迎える予定だったそうです。
しかし、シャンクスがあまりにも人気だったので、「強い海賊」という設定にするしかなかったんです。
だから、四皇クラスの実力を持つシャンクスが近海の主に左腕を失うという矛盾と感じるような事態になりました。
もちろん尾田先生が作者ですし、ストーリーは都合よく決められるので、矛盾しないような調整がされるという説もあります。
シャンクスはルフィが海賊王になると確信して、わざと左腕を無くした?新しい時代にかけてきたという意味は?
最後にシャンクスはわざと左腕を失ったという説はどうでしょう?
実はシャンクスと白ひげが会話しているシーンで、それを裏付けるセリフがあります。
それは「どんな敵にくれてやったんだ、その左腕」と白ひげに問われ、
「新しい時代に懸けて来た・・・」
シャンクスはルフィが食べるゴムゴムの実をまるで家宝のように大事に持っていました。
ルフィの大恩人であるシャンクスは実は悪人だった・・・?ルフィーをかばったのには訳が?!https://t.co/V5LtDFpJ5o#ワンピース #考察 #あにこみ pic.twitter.com/uHEdkoa9Zq
— まんが考察の投稿なら「あにこみっ!」 (@animecomic_bot) September 16, 2019
そして、ルフィがゴムゴムの実を食べた時、シャンクスは見習いとして乗っていた海賊団の船長・ロジャーとルフィが重なったのではないでしょうか?
悪魔の実は意思に宿ると言われており、ルフィの兄・エースが死んでからは、義兄弟であるサボがメラメラの実を食べてエースの意思を継いでいます。
このことから、ゴムゴムの実はロジャー船長の能力であり、ルフィが食べたことでロジャーの意思が宿ったのをシャンクスは目撃しました。
だからこそ、ルフィには海はとても過酷だということを自覚してもらい、仲間のために犠牲になる覚悟も必要だということをシャンクスは教えたかったのです。
そんなとき、ルフィが溺れて近海の主に襲われそうになり、シャンクスはわざと左腕を失います。
自己犠牲を惜しまないシャンクスの姿を見た時、海賊王になることをルフィは決意しました。
いつかルフィがロジャーの意思を継いで海賊王になると確信したからこその行動だったと考えられます。
シャンクスの左腕に関するまとめ
シャンクスがルフィを助けたシーンは有名ですが、謎に包まれたシーンでもありますよね。
四皇編でますます盛り上がって来ているワンピースですが、シャンクスがこれからどのような活躍を見せてくれるのか注目です。
ワノ国編で登場するという噂もありますし、目が離せません!
今後の展開に期待しましょう!