「進撃の巨人」という作品において、必要不可欠な存在であるのが巨人たちです。
壁外で暮らす巨人から身を守るために、人々は壁の中で暮らしています。
その巨人にも種類がおり、「一般的な巨人(無垢の巨人)」と「奇行種の巨人」がいます。
人をみつけるとそちらへ行くのが、いわゆる一般的な巨人(無垢の巨人)。
一般的な巨人とは異なり、集団を狙ったり、ある目的をもって行動する巨人が奇行種です。
奇行種と呼ばれる巨人はどのような巨人たちなのか。
いままで出てきた奇行種たちをまとめながら、彼らの存在について考えていきたいと思います。
進撃の巨人の奇行種とは?奇行種の特徴
奇行種は、数多くいる無垢の巨人のなかでどのようにしてうまれるかわかりません。
一般的な巨人といえば、近くの人を本能的に追い、捕食する習性があります。
ですが奇行種の場合、そのようなことはありません。
今日の奇行種ショットです
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— 日野ヤヨイ.jpg (@gggbababa) October 15, 2017
奇行種の主な特徴として挙げられるのは、近くの人よりも人数の多いほうに向かう、というものだけ。
それ以外の行動は、個体ごとに異なります。
個体ごとに行動が異なるが故に、行動の予測が難しいという意味で難しい相手です。
見た目は一般的な巨人と同じく、すぐにはその差が分からないことから見極めることがすぐにはできません。
奇行種と戦うことは他の巨人との戦い方と同じようにはいかず、リスクが高いといえます。
進撃の巨人の中では今までどんな奇行種が出てきた?
進撃の巨人の物語の中で出てきた奇行種の中で、印象的だった奇行種についてまとめてみます。
進撃の巨人に出てきた奇行種:第4話「初陣」
5年ぶりの超大型巨人の襲撃。
ウォール・マリアが突破されときのことです。
訓練兵であるトーマスに対し、手で摑まえるのではなく頭突きをするかのように人間を捉えています。
普通の巨人であれば歩いて手でつかむことがほとんどで、走る、ジャンプをする姿は見られません。
進撃の巨人に出てきた奇行種:第39話「兵士」
104期生がウドガルド城にいたときのこと。
夜なのにも関わらず、多くの巨人が襲撃しに来ました。
行動できていたのは、ジークの力によるものでしたが、この巨人たちのなかで人を襲おうとするのではなく、巨人の耳をひっぱり引きちぎる奇行種がいました。
進撃の巨人に出てきた奇行種:第67話「オルブド区外壁」
奇行種、といえばやはりみなさんが思うのはヒストリアの父、ロッドレイスが巨人となったときのことではないでしょうか?
彼は見た目も異なっており、超大型の巨人。
仮眠してたんだけど起きたくなさ過ぎて布団の上でロッド・レイス巨人みたいになってます pic.twitter.com/yw6yFIrjwk
— ワイズ🌏😆Vtuber@無期限活動休止 (@vt_yse) October 14, 2019
その大きさと質量のバランスが悪いことから立つことが出来ず、顔をすり減らしながら、壁の中にいるたくさんの人がいる方へひかれていました。
奇行種が誕生するのか条件や理由は?
それではなぜこのような奇行種がいるのでしょうか。
いくつか考えられるものを挙げていきます。
奇行種が出てくる理由や条件①巨人化する薬の摂取した量で変わる。
ロッド・レイスが巨人化したとき、彼は持っていた注射器が壊れ、中の薬は流れ出て、気化していました。
それをなめとったロッド。
そのため注射で巨人化するよりも明らかに量が少なかったと考えられます。
ですが、マーレ軍がエルディア人に注射を打つ際、巨人のサイズを決め、薬の量を調節しているような描写があり、これは定かではありません。
奇行種が出てくる理由や条件②巨人化する薬の摂取方法
ロッドが他と異なる点、2つ目。
それは口から接種をしたということです。
これもまた他の人が巨人化と大きく異なる点だと思います。
ロッド・レイス巨人化
エレン、キャラ変
リヴァイ「エレン、好きな方を選べ!」 pic.twitter.com/PGUpSdaTAZ— ミス慶應 No.0 MATSUZO (@otenamihaineken) September 9, 2018
ですが、ジークからの輸入品である脊髄液入りワインを兵団上層部は飲み、巨人化しました。
それにより、ピクシスまで巨人化。。
まだあまり描写が多くないのではっきりとはわかりませんが、ジークの脊髄液を摂取して巨人化した中には、いまのところ奇行種らしいシーンは見られません。
なのでこの可能性は低いと思われます。
奇行種が出てくる理由や条件③脊髄の損傷
これがネットでは最も有力候補とされるものです。
ロッドは、ヒストリアに罵倒されながら背負い投げをされました。
エレンポイント導入により、ヒストリアがロッド・レイスをはっ倒してエレンを叱咤激励したときに、画面外で待機してる別時間軸の審査員長エレンさんが「エレンポイント1000000点追加ッ!!」とニンマリ加点しまくってる絵が容易に浮かんでしまう pic.twitter.com/5qQRFqOnxB
— 亗 (@PONKOTSUforever) September 17, 2019
その際に首を怪我したのではないかと思われるような描写があります。
エレンやヒストリアの姉、フリーダ、アルミンが巨人化した時にはただ注射を打たれているのみ。
上に述べた2つのほかの差はこれくらいだといえるでしょう。
奇行種が出てくる理由や条件④巨人化する薬の中身が別に存在する
マーレ国が管理していると思われる注射器。
兵器として巨人をしようしていることから品種改良などを行なって、奇行種と呼ばれる一般的な巨人の薬とは異なるものを作り出したという可能性です。
そのため集団の方へいく、というのも兵器としては敵軍を攻めることができるのですから、ない話ではないのかと思います。
奇行種が出てくる理由や条件まとめ
いかがでしたでしょうか。
3つのパターンを挙げてみましたが、どれもまだ否定も肯定も難しいです。
奇行種の誕生については今後最終話までに物語に出てくるかどうかはわかりません。
どこかのタイミングで作者から裏話として答えが披露されることを期待したいです。