「進撃の巨人」という作品において、なくてはならない武器である、「立体機動装置」。
この立体機動装置があることによって、人類は巨人と戦うことができてるようになりました。
兵士を志すものはみんな、訓練兵時代に使用方法を学び、経験を重ねて使いこなせるようになるのです。
今回の記事では、進撃の巨人に登場する立体機動装置の仕組みや構造についてまとめていきたいと思います。
進撃の巨人の立体機動装置の仕組みや構造とは?
立体機動装置とは、人類が巨人と戦うために開発されたものです。
この武器なしでは自分よりも何メートルも大きい巨人との戦闘は考えられません。
それぐらい兵士たちにとって大切なものですね。
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立体機動装置の機構① pic.twitter.com/MW37rkhk1o
— 調査兵団資料館 (@shingeki_tyousa) October 23, 2013
立体機動装置は兵士一人につき、一つ支給されています。
この装置は腰に装着するベルトがメインになっているようです。
腰の左右に付ける射出機からはアンカー付きのワイヤーが出ます。
このワイヤーはアンカーの刃の柄の部分に繋がっており、ワイヤーを伸ばしたり縮めたりなどの操作は、その柄の部分で行なうのです。
ガイドブックに立体機動装置の仕組みが載ってる\(^o^)/ pic.twitter.com/21iMLKBY0t
— 秋 (@Syuya_07) May 9, 2013
操作装置に関しては兵団の技巧科が秘密にしているため詳しいことはわかりません。
勝手に改良されないようにするためでしょうか?
ワイヤーを出し、アンカーを壁や巨人などに刺し、高速でワイヤーを巻き取ることによって空中移動や何メートルも高い巨人を討伐することが実現しています。
立体機動装置を使用するにはガスが必要になっているため、圧縮したガスをボンベに注入し、太ももに鞘と一緒に装着。
とにかく素早い動きをさせるために軽量化に力を入れているようです。
ガスがなくなれば空中移動は不可能になり、無力化してしまいます。
そのためガスを無駄遣いしないことや、タイミングよく補填することが重要なようです。
いくら訓練をしても立体機動装置のガス切れで巨人に殺される兵士も多数
立体機動装置は巨人に対して攻撃をするだけでなく、逃げ切るためにも重要な装置です。
そのため、立体機動装置を動かすガスが切れることは、そのまま死に直結する場合もあります。
アッカーマン一族であり、戦闘能力はピカイチのミカサであれ、立体機動装置のガスが切れた時には死を意識しました。
私的ベストシーンはミカサがガス欠で巨人を前にしていい人生だったって瞳を閉じるシーンとアルミンが巨人化したエレンを助けるために論ずるシーン。
— YAMASAKI (@passione_SAKI) January 21, 2015
ミカサがガス欠で離脱して諦めかけてて、でも死んだらエレンを思い出すことも出来ない!って諦めずに巨人に向き合うあのシーンがほんまに好き。
ミカサがめっちゃカッコいい— ゆ う き *fam (@YUKi_FKYM) November 23, 2015
死を意識したミカサは巨人化したエレンに助けられることになりますが、ミカサでなければ確実に巨人に食い殺されていたシーンだったでしょう。
立体機動装置を使いこなすために重要なことは訓練で培われる
立体機動装置は訓練兵時代に使いこなせるよう訓練を受けます。
立体機動装置を使用するうえで必要な物。
それは強靭な体力と脚力。
さらに空間把握能力とパニックに陥らないための精神力です。
装置は腰を中心とされていて、太ももにはガスボンベを装着しています。
いくら軽量化していたとしても長いガスボンベなどを持っていればとてもバランスを取るのが難しそう。
訓練兵時代には、腰にベルトを装着し、ワイヤーをつけて吊るされた状況で体力・脚力・空間把握能力・精神力の訓練を行ないます。
これがクリアできない限り、立体機動装置を使いこなすことが出来ないため、兵士になるのは絶望的といえるでしょう。
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立体機動装置の訓練② pic.twitter.com/bLYK4qOP7i
— 調査兵団資料館 (@shingeki_tyousa) October 23, 2013
エレンは訓練の時、立体機動装置のベルトが故障していることに気付かず使用していました。
その結果、バランスを取ることができず、苦戦します。
キースが気付き、ベルトの交換を促し、近くにいた兵士と交換をしたことで訓練に成功するのでした。
ベルトの金具が欠陥するだけでバランスをとることが難しくなってしまう立体機動装置。
普段戦闘のシーンを見ていると、みんな容易く使っているように見えていましたが、いかに扱うのが難しいものなのかがわかりますね。
立体機動装置に関するまとめ
いかがでしたでしょうか?
立体機動装置は当たり前のようにずっと登場していますが、仕組みがシンプルなようで複雑そうです。
エルディアも少しずつ発展を遂げているため、ハンジが開発をした雷槍のように、新しい武器がまだ登場するのではないかと期待してしまいます。
ですが、雷槍という武器はいままで活躍してきたこの立体機動装置があってこそ。
これからも立体機動装置が活躍する戦闘シーンが楽しみです。