進撃の巨人では、主人公エレンはもちろん、その他の主要メンバーもエレンの訓練兵時代の同期である104期のメンバーがほとんどです。
エレンたちはまだ若く10代ですので、生死を懸けた戦いの中で、異性への恋心が芽生えるのは不思議ではありません。
エレンの同期の中には、幼馴染アルミンとミカサ、マーレ国のスパイであるライナーとベルトルト、アニの3名もいました。
エレンの幼馴染であるアルミンが、マーレ国のスパイのアニに恋心があるのでは?と気になる読者が多いようですね。
今回は、アルミンはアニに恋心を抱いているのか、考察してみたいと思います。
アルミンとアニはどういう人物?
まずはアルミンとアニはどの様な人物でしょうか。
アルミン・アルレルト
今日からTwitter始めました!!
アルミン推しです(^ω^三^ω^)
誰か繋がろーー!!#進撃の巨人好きと繋がりたい #進撃の巨人 pic.twitter.com/bmptmEMvwS— 🦀( ‘-‘ 🦀 )カニチャン (@Kanitama140) July 21, 2019
主人公エレンの幼馴染アルミンは、内向的な性格をしており、小柄で身体能力も高くありません。
しかし、身体能力では劣るアルミンの、一番の武器は「頭脳」です。
巨人との戦いでは、敵の意表を突く作戦や、機転の利いた判断により、何度も窮地を脱しています。
ウォール・マリア奪還作戦の際、瀕死の重傷を負いましたが、巨人化の注射を打ちベルトルトを捕食した事で、超大型巨人の能力を手に入れています。
アニ・レオンハート
アニ誕生日おめでとう!
強くてかっこいいとこ好き!#アニ・レオンハート生誕祭2019#3月22日はアニ・レオンハートの誕生日 #進撃の巨人 #祝ってくれる人RTかいいね #いいねした人全員フォローする #RTした人全員フォローする pic.twitter.com/61vXwHiWPe— トア@『魔女教』 (@toa_animeaka) March 22, 2019
アニはエレンの同期であり、マーレ軍のスパイ。
他人とのなれ合いを好まず、小柄な体格ながら、対人格闘術を身に着けています。
訓令兵時代にはエレンに格闘術を教えたりしていました。
訓練兵団卒業後は憲兵団に入団し、壁内の調査を行っていましたが、アルミンにより女型の巨人の正体がアニだと判明しました。
拘束される直前に硬質化能力を応用し、水晶体の中で自ら眠りにつきました。
>>アニが復活!
アニはなぜアルミンを殺さなかった?
アニは女型の巨人になり、璧外調査に出ていた多くの兵士を殺戮したことがあります。
アニはその途中、アルミンの顔を確認した途端に攻撃をやめ、アルミンを見逃しました。
しかし、この行動によって、アルミンに疑われる事となり、女型の巨人の正体がアニだと判明します。
>>女型の巨人とは?
しかしながら、この行動に一つだけ疑問が。
なぜアニはアルミンだけ殺さなかったのでしょうか?
実は、アニがアルミンを意識している様子は他にもありました。
アニはどこの兵団に入団するのかアルミンに尋ねたことがあり、調査兵団に決めた事を告げられると、俯いて少し悲しそうな表情になる描写もあるのです。
このような描写から、アニはアルミンに対し何か特別な感情があった為、アルミンを殺せなかったのだと思います。
アルミンがアニを好きで恋をしているのではと言われるのはなぜ?
それでは、アルミンはなぜアニが好きだと言われているのでしょうか?
実はアニが水晶体の中で眠りについてから、アルミンは1人でこっそり部屋に侵入し、色々と話しかけています。
もちろん、アニは意識がない状態の為、アルミンの言葉に応えることはありません。
さらに水晶体に触れているところをヒッチに見られ、顔を真っ赤にして動揺する場面もあります。
しかし、アニに会いに行くという行動は「アルミンが超大型巨人の能力を継承した」後から頻繁に見られるようになっています。
アルミンはベルトルトの記憶を継承してアニに恋をするようになった?
マーレ国への潜入から戻ったエレンは、アルミンにこう告げます。
「お前の脳はベルトルトにやられちまった。敵に操られているのはお前だろうが。」
エレンが父グリシャの記憶を継承しているように、巨人の力を継承したものは、前継承者の記憶も継承する事が分かっています。
エレンはそれを踏まえ、人を形成する要因に記憶が大きく関わるのであれば、アルミンはベルトルトの記憶によって、判断力や考え方に大きく影響が出ていると言っているのです。
先ほど、アルミンがアニのもとに通うようになった描写があるのは、アルミンが大型巨人の力を継承した後と説明しました。
果たして、アルミンは超大型巨人の力を継承する前は、アニのことをどう思っていたのでしょうか?
まず、大前提として、アルミンが「人を好きになる」という気持ちを分かっているか。
その答えは、2つのシーンから読み取れます。
- アニの正体が女型の巨人だと疑った時の行動。
- ベルトルトにアニの話をして時間稼ぎを考えた。
アニの正体が女型の巨人だと疑った時の行動
アルミンはアニが女型の巨人ではないかと考え、アニにエレンを逃がす手伝いをしてほしいと持ち掛けます。
その時、アルミンは「断ればアニは僕にとって悪い人になる」と話します。
これは、アルミンはアニが自分に特別な感情を抱いてる事に気付いていて、その気持ちを利用した可能性も考えられませんか?
ベルトルトにアニの話をして時間稼ぎを考えた
アルミンはエレンが攫われた時、時間稼ぎのため、ベルトルトに「拷問を受けているアニを置いてくのか」と嘘をつきます。
つまり、ベルトルトのアニへの恋心を知っていて利用したのです。
その為、アルミンは人の好意に対して敏感な人間だと考えられますね。
アルミンが超大型巨人の力を継承する前、アニに対する気持ちに関しては、直接的な描写はありませんでした。
それどころか、アニの自分に対しての好意を利用した可能性も考えられる事から、アルミンはアニに特別な感情はなかったと思います。
しかし、ひとつ気になる事があるとすれば、「アルミンはアニがマルコの立体起動装置を所持していた事に気付いていた」にも関わらず、周囲には黙っていたという事です。
それは、アニに対する特別な感情からなのか、アルミンが何らかの可能性を考えたからなのか…
結局、エレンが言うように、アルミンはベルトルトの記憶の影響で、アニの事が好きになっている可能性は大いにあると思います。
アルミンのアニに対する恋心まとめ
アルミンがベルトルトの影響を受けて、アニを好きになった可能性は十分考えられますが、10代という多感な時期は、周りの影響も受けやすいというのも、また事実です。
次にアニが目覚める時には、アルミンとアニはどのような関係になるのでしょうか?
そして、今後いざという時に、アルミンは以前のような決断力で、エルディア国を救う事が出来るのでしょうか?
全ての戦いが終わった後は、エレン達も恋愛をして、幸せになってほしいです。