進撃の巨人に登場する、主人公エレンの幼馴染、アルミン。
幼い頃は、エレンとミカサに外の世界を教えた人物です。
武力的な世界観のある進撃の巨人の中で、知力で巨人に立ち向かっている印象のあるアルミン。
そんなアルミンの口から出てくる言葉は、とても名言揃いです。
今回はそんなアルミンの名言をご紹介します。
進撃の巨人:アルミンとは?
まず、アルミンとはどのような人物かご紹介します。
てか今回のアルミンの作画、なんか好きすぎるんだけど分かる人おる? pic.twitter.com/HGqkKLkJEL
— ちぃ@7/26巨人展 (@arlert__2903) June 24, 2019
本名:アルミン・アルレルト
身長:163cm
年齢:15歳
出身:シガンシナ区
幼い頃は祖父と2人暮らしをしており、穏やかで優しい性格をしています。
壁の外への好奇心が強いからか、同年代の子供からは馬鹿にされる事が多く、エレンとミカサによく助けられていました。
小柄な体格で身長はミカサよりも小さく、身体能力もあまり高くありません。
しかし、明晰な頭脳と洞察力があり、作戦立案、仲間の窮地を度々救っています。
アルミンは新リヴァイ班の一員でもあり、度々窮地を救う働きをします。
アルミンの名言・名場面ランキングTOP3!!
そんなアルミンの名言・名場面のTop3をご紹介します!
私の独断と偏見なので、異論や共感する部分があればコメントください!
【アルミンの名言第1位】「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」
エルヴィンは調査兵団の中に諜報員がいると推測し、一部の兵士にのみ女型の巨人を捕獲する作戦を伝えました。
一部にしか情報を伝えていなかった為、結果的には多くの兵士が命を落としてしまいます。
そんな状況に対して、ジャンはエルヴィンに不満を持しました。
「結果を知った後で選択する事は誰にでも出来る」
「人類全体の為に、100人の兵士の命を切り捨てる事を選んだ」
アルミンはエルヴィンの深い考えを感じ取ると同時に、エルヴィンの苦渋の決断を支持しました。
【アルミンの名言第2位】「私はとうに人類復興の為なら心臓をささげると誓った兵士!!その信念に従った末に命が果てるなら本望!!」
巨人化できるエレンを危険視し、エレンを殺そうとしている兵士たちに向かい、アルミンが言い放った言葉です。
エレンは、アルミンに全ての判断を任せこの場を収めるという案を提案し、それにミカサも賛同します。
そのエレンの提案に後押しされ、アルミンはエレンが人類の敵ではない事、エレンの巨人の力は今後大きな戦力になると兵士たちに説きました。
その後、巨人になったエレンが巨石で壁の穴を塞ぎ、見事トロスト区の奪還に成功。
自分は無力だと思っていたアルミンが、エレンとミカサの2人に背中を押され、自分の能力を自覚した瞬間です。
【アルミンの名言第3位】「……良い人か…それは…その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ」
エレン王都召集時、アニを女型の巨人と疑い捕獲を試みるアルミン。
そしてエレンの奪還を狙うアニ、両者の駆け引きの場面です。
このセリフの続き。
「だってそれって…自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから。
すべての人にとって都合の良い人なんていないと思う
誰かの役に立っても他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし…
だから…アニがこの話に乗ってくれなかったら…
アニは僕にとって悪い人になるね…」
良い人悪い人の話聞くと
アルミンのこれ思い出す自分にとって都合が良いってことは大体において誰かにとっては都合が悪いこと pic.twitter.com/KYa0zFiPFc
— soshi (@200373andria) July 6, 2016
このアルミンのセリフに、ハッとした方は多かったようですね。
アルミンは他人を思いやり、心情を理解する事が出来ますし、分析能力が高く、決断力もあります。
しかし、自分自身が他人からどう思われるのか、自信がない様子も見て取れるのではないでしょうか。
アルミンの成長が分かる名言・名場面
アルミンの成長は著しく、物語の序盤と現在で大きな変化がありました。
そんなアルミンの成長を、名言・名シーンで振り返ってみましょう。
アルミンの成長がわかる名言:2人のように強く…肩を並べてこの世界を生きていたかった…
アルミンを庇い、エレンが巨人に食べられてしまった後のセリフです。
幼い頃からエレンとミカサに助けられる事が多く、そんな2人に憧れていたアルミン。
実際エレンとミカサは、アルミンの豊富な知識や判断力を認めていたのですが、アルミンの根本には強い劣等感があります。
そんな自分に自信の持てないアルミンの言葉だからこそ、大勢の読者の胸に突き刺さりますね。
アルミンの成長がわかる名言:でも…僕なんかの案が…本当にこれが最善策なんだろうか…?
補給室にいる巨人を殲滅させる作戦を立てた後のアルミンのセリフです。
仲間には信頼されているものの、体力や体術面で劣っているアルミンが、自分自身に全く自信がない様子が描かれています。
アルミンの成長がわかる名言:アニを置いていくの?アニなら今…地下で拷問をうけてるよ?
ベルトルトとライナーからエレンを救出する為、時間稼ぎのためにベルトルトについた嘘ですね。
アルミンは極限状態の中、自分が捨てられるもの必死で考え、人間性を捨てることを決意。
この嘘により、ベルトルトは動揺し、エレンの救出に成功しました。
しかし、アニに好意を抱いているベルトルトに対し、かなりキツイ嘘だったこと。
この時のアルミンの表情がとてもインパクトがあった事から、この時から「ゲスミン」という不名誉な愛称で呼ばれる事も出てきました。
アルミンの成長がわかる名言:僕らはもういい人じゃないよ
巨人だけでなく人間とも戦う事になった調査兵団。
アルミンはみんなに対し、自分たちの正義と敵の正義が違うだけで、敵にとって自分たちは悪であり、自分たちも敵も同じであると説きました。
実はこの前に、調査兵団の危機的状況を打破する為、アルミンはこう考えます。
「王政にぬれぎぬを着せ、それを調査兵団が解決する事で、民衆を味方につけよう」
その考えに、新リヴァイ班のみんながドン引きしますが、エレンは「昔から陰湿で姑息な事を考えるのが得意」と言っています。
元々、問題解決の為なら手段を選ばない傾向があり、戦う事でその傾向が強くなったのではないでしょうか。
アルミンの成長がわかる名言:みんなで鎧を引き付けてくれ!!超大型は僕とエレンで倒す!!
ウォール・マリア奪還作戦の時、アルミンなら大型巨人の弱点を見つけ、作戦を立てることが出来る、その指示に従うと新リヴァイ班の全員が決意。
アルミンは期待に応え、大型巨人の弱点を見つけますが、同時に鎧の巨人も登場。
鎧の巨人をみんなに任せ、エレンと2人で大型巨人を仕留めると、アルミンは力強く宣言しました。
自分の命をかける事に躊躇せず、アルミンらしい敵の意表を突く作戦でした。
アルミンの成長がわかる名言:信頼できる他の誰かを巨人にして エレンの始祖を継承させる選択だ
マーレから戻ったエレンの非協力的な態度を見て、幼馴染でありながらエレンを信頼できる人間に食わせて能力を奪うと仲間に提案する一言です。
エレンを疑う仲間が増えている状況でしたが、非常な提案をするアルミンを亡きエルヴィンと重ねた方も多かったのではないでしょうか。
アルミンの成長がわかる名言:ミカサを傷つけることが君が求めた自由か?どっちだよクソ野郎に屈した奴隷は!
ミカサがガキの頃から嫌いだったと言い放ったエレンに殴りかかり、逆にボコボコになったアルミンのセリフです。
傷ついたミカサの為を思っての行動でしたが、エレンに殴りかかりケンカを吹っ掛ける姿は、以前の臆病なアルミンは微塵も感じられませんでした。
アルミンの名言まとめ
進撃の巨人では様々な名言、名場面がありますが、なかでもアルミンの言葉は色々と考えさせられます。
元々は弱い存在だったアルミンが、自分の能力に気付き、迷いながらも成長する姿を見ると勇気が湧いてきます。
今後エレンとはこのまますれ違ってしまうのか、それとも打開策はあるのか、今後の展開に注目です。