進撃の巨人の物語において、なくてはならない存在が巨人です。
そのなかでも「九つの巨人」と呼ばれる巨人たちは特別な存在で、この巨人たちが欠けてしまうと話しが進みません。
今回は「九つの巨人」のなかでも戦鎚(せんつい)の巨人について考察していきます。
九つの巨人のなかで最後に登場した戦鎚の巨人。
戦鎚の巨人には一体どのような強さが隠されているのでしょうか?
進撃の巨人:戦鎚の巨人が強い!特徴は?
戦鎚の巨人の見た目嫌い(理不尽) pic.twitter.com/N8g3kztghu
— 🐟🐬🏄🏊🌻☀️🐚🍧🍦⛵️🍉 (@Ruleofgod_EDF) May 5, 2019
進撃の巨人の物語に出てくる戦鎚の巨人は、始祖ユミルが自分の死後、保有していた力を9つに分け与えた「九つの巨人」の1人です。
戦鎚の巨人はタイバー家が代々受け継いでいて、エレンたちの生きる時代においてはタイバー家の当主、ヴィリー・タイバーの妹が戦鎚の巨人を継承していました。
他の知性巨人とは異なり、戦鎚の巨人はマーレ国にも壁内のエルディア国にも属していません。
その理由は、タイバー家がフリッツ王にはじめに反旗を翻したことがきっかけとなっています。
タイバー家が密かに代々受け継いできたことで能力や誰が継承しているのかはごく一部の人しか知らないようです。
戦鎚の巨人が強い!
大掃除で活躍してくれた窓拭きアイテム(タモ網(8メートル)の先端をお掃除用スポンジに替えたやつ)が戦鎚の巨人が持ってたやつに似てるってフォロワーさんに言われて単行本見に行ったら似過ぎてて今日イチ笑いました😂来年から戦鎚の巨人気分で窓掃除するわ😂😂😂 pic.twitter.com/QTCB0w7nkO
— ツユリ((*눈_눈)っ兵長太もも部部長 (@tuyuri5151) December 30, 2018
戦鎚の巨人の強さは、マーレ国内でのエレンとの戦いにおいて見られました。
戦鎚とはウォーハンマーと英語でいうように、打撃用武器のことをさします。
戦鎚の巨人はその名の通り、ハンマーを持って戦います。
そのハンマーの長さは巨人の背を超えるほど。
進撃の巨人の物語の中で戦鎚の巨人が持つハンマーの長さについては記されていませんが、しなっているハンマーを見る限り、戦鎚の巨人の身長の倍近くはあるのではないかと考えられます。
そのような長いハンマーを使い攻撃を与えながら、戦鎚の巨人はさまざまな物を硬質化させて戦います。
エレンとの戦いでは地面から槍のようにするどいものを硬質化させ貫き、動きを封じ込めていました。
また、自分自身の体も硬質化させているようです。
外見も特徴的で、眼の部分と鼻から首にかけての部分のみ縦格子のように穴が開いており、その部分以外はすべて硬質化されているもので覆われています。
そのため、何度もエレンがうなじを狙って攻撃をしますが、硬質化しているために致命傷を与えることができませんでした。
戦鎚の巨人の特徴:エレンが抱いていた違和感
それと同時に、戦鎚の巨人が登場してからエレンはずっと違和感を抱えていました。
それは戦鎚の巨人は足元から体が出来ていったこと。
通常であれば巨人となる人がいるうなじから完成していくはずなのです。
そしてエレンは地面から戦鎚の巨人が出来たことで本体は地下にあるのだと突き止め、アニのように水晶体に覆われたヴィリーの妹を見つけ出します。
やっぱわたし戦鎚の巨人の造形がが一番すきだなぁー!タイバー家の演説のとことエレンと戦鎚のとこアニメ化されるのすごいたのしみ pic.twitter.com/JtGG9DQxfo
— みーこ (@miklvhm313) July 28, 2019
これが他の巨人との一番の違いであると言えるでしょう。
戦鎚の巨人の正体!タイバー家とは?
九つの巨人の
最後の巨人の名前は戦鎚の巨人かー pic.twitter.com/zIF5zKsTsd— ゆーた (@10969_yuta_) July 5, 2017
戦鎚の巨人を所有しているタイバー家。
読者が一番の疑問に感じたのは、同じエルディア人であるはずの彼らがどうして収容区でも壁内でもない場所で暮らしているのかということだと思います。
タイバー家は前の項目で書いた通り、巨人対戦においてフリッツ王に反旗を翻した最初の家系です。
マーレ人である英雄ヘーロスと手を組み、フリッツ王に勝利したことで、マーレ国をタイバー家の権限下に置きました。
そしてタイバー家はこのことによりいまでは「救世の末裔」と讃えられ、差別などもなく、広い敷地で暮らし、前線に出ることはせずに暮らしているのでした。
しかし、英雄ヘーロスとタイバー家が手を組んで大戦を終わらせたというのはいままで語り継がれた偽りのものです。
本来はフリッツ王自身が戦いを終わらせたという真の歴史をタイバー家では代々語り継いでいました。
タイバー家は中立という立場のため、一族内で戦鎚の巨人の記憶などを語り継いでいき、真の歴史を伝えるということが役割なのだと思います。
この進撃の巨人という物語では記憶の改ざんなどもあるので、この中立の立場での役割は非常に大きなもので、他の誰かに託せるものではないでしょう。
戦鎚の巨人はエレンが有している!
結晶化状態でヴィリー妹は傷が癒えてない。そして遠隔巨人化してるから意識はあると思う。
これらから結晶化とは、脳(意識?)以外の肉体の機能停止?(再生能力も含め)そして(ここから妄想の域だが)ユミルの呪いの一時停止とか? pic.twitter.com/CbVxQf7VE9
— 最澄 (@fgy_64_t5_h7_r) February 25, 2018
エレンとの戦いで、戦鎚の巨人の本体であるヴィリー・ダイバーの妹は、歯が立たない水晶体に体を覆ったため命だけは守られるのだろうと思いました。
しかしエレンの機転により、顎の力がつよい顎の巨人の力を利用し、顎を捕まえて噛ませることで水晶体のなかのヴィリー・ダイバーの妹ごと噛ませ、脊髄液を飲んだのです。
そのため、戦鎚の巨人はエレンへと継承されました。
戦鎚の巨人に対するネットの反応は?
戦鎚の巨人が想像してたビジュアルの3倍ほど先をいっててワロタ pic.twitter.com/S9q139hpgF
— ( ‘ω’o[ MiyaTuki ]o (@TukiMiya9) December 30, 2017
前も言ったけど戦鎚のデザインほんと好き。この気味の悪さは知性巨人中最高だと思うの。
昨日の進撃日めくりはこのカットだったわけですが1日戦鎚さまと見つめあっておりました。
でも進撃にはまり始めたときに望んで巨人になってる人間がいるなんて実は考えもしなかったんだよなあ私。 pic.twitter.com/Nk5vRtbwMO— らくらく東里桐子☆夏コミ南ム01b (@ayanon777) February 23, 2019
やっぱわたし戦鎚の巨人の造形がが一番すきだなぁー!タイバー家の演説のとことエレンと戦鎚のとこアニメ化されるのすごいたのしみ pic.twitter.com/JtGG9DQxfo
— みーこ (@miklvhm313) July 28, 2019
戦鎚の巨人、自分は嫌いです。何故ならこの巨人も全身硬質化していて、鎧の巨人の影を一時期薄くしたからです泣 鎧の巨人の特徴持ってかないで~😱 pic.twitter.com/jaqZmxHdv9
— キオ(進撃の巨人) (@wodFhl87x94SIIm) July 24, 2019
戦鎚の巨人には賛否両論です。
九つの巨人の最後の1人だったということもあって期待値が高かったのではないかと考えられます。
ですが、実際に戦鎚の巨人の戦闘シーンを見ることができたのは1度だけで、魅力を知るにも、すこし登場回数が少なかったように思います。
戦鎚の巨人に関するまとめ
最後に出てきた九つの巨人だったために、一体どのような巨人が出てくるのかと期待をドキドキと抱えている人も多かったのでは?
強さに申し分はなかったもののの、あっという間にエレンに負けてしまい、少々残念に感じる部分もあります。
果たしてエレンはこの戦鎚の巨人の力をどう利用していくか、今後の展開が楽しみです。