20年前にオロチにクーデターを起こされ、ワノ国の大罪人として処刑された光月おでん。
そんな光月おでんと歴史上の人物で有名な織田信長の生い立ちと似ていると噂されています。
作者の尾田先生は時代劇が好きなので、歴史上の人物をモデルにしている可能性はありそうですね。
そこで今回は、光月おでんと織田信長との共通点について紹介していきたいと思います!
光月おでんのモデルは織田信長?
ネット上では光月おでんのモデルは誰なのかという議論がされていますね。
ワンピースでは海軍大将の青キジや赤犬、黒ひげなど実在する海賊や有名人をモデルにしているケースは多いです。
例えば青キジは松田優作をモデルにしているのではないか?とも言われています。
青キジのモデルが松田優作だと言われてるけど、ほんとソックリなんだよね笑 pic.twitter.com/wc8syaZgJl
— ゆうゆう漫画道@ワンピース考察 (@yuyu_mangado) April 5, 2019
光月おでんも実在する歴史上の人物をモデルにしているのではと予想されています。
結論から言うと、光月おでんは織田信長をモデルにしている可能性が高いです。
織田信長と生い立ちから似ている?
破天荒で海外に目を向けて舶来物を好んで使っていたとされる織田信長。
ここがまずは光月おでんと似ています。
たとえば、自由奔放な生い立ちなどもそっくり同じなんです。
光月おでんと同様に織田信長も奔放な性格で毎日のようにケンカに明け暮れていたとのこと。
光月おでん
どうもモデルは織田信長と聞いて
さらに
織田って
おでんとも読めません?#ONEPIECE#ワンピース#おでん#光月おでん#ワノ国 pic.twitter.com/iNrWVILkTN— k@zu- tree (@0589kazuki) November 3, 2019
織田信長は周囲からは「うつけ者」と呼ばれていたことは、日本人なら誰もが知っているくらい有名な話です。
また織田信長は「童子切安綱」という刀を愛用していたそう。
童子切安綱という刀は源頼光が伝説の鬼・酒呑童子を倒すために用いたとされる天下五剣の一つとされている名刀です。
他にも光月おでんの部下である赤鞘九人男の中には、モコモ公国を治めるミンク族のイヌアラシやネコマムシなどがいました。
イヌアラシやネコマムシを初めてみるワノ国の人々は迫害しようとしましたが、おでんだけはその容姿で人を決めつけることはありませんでした。
一方、織田信長はアフリカ系で「弥助」と呼ばれる黒人を家臣にしていたことも有名な話。
織田信長は舶来物や異質な存在が好きだったのでしょう。
光月おでんと本能寺の変も重なる?
織田信長で有名な話といえば、本能寺の変ですよね。
家臣の一人であった明智光秀が謀反を起こし、本能寺で眠っていた織田信長は襲われてしまいます。
織田信長の家臣明智光秀が謀反を起こし、
京都・本能寺を襲撃した本能寺の変。
この事件で信長は自害。
その頃、中国攻めを行っていた羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)は、
動揺してしまうが、黒田官兵衛がチャンスと進言。 pic.twitter.com/qP3940O8wB
— 軍師黒田官兵衛bot (@kurodakanbeee) November 11, 2019
圧倒的多数の明智軍には敵わないことを悟った信長は、自らの手で自害しました。
しかし、自害したはずの信長の遺体は見つかることはなかったそうです。
光月おでんも燃える「おでん城」で遺体が見つかってないとされており、赤鞘九人男との繋がりを感じますね。
オロチはおでんの家臣でモデルは明智光秀?
もしも光月おでんが織田信長だとすると、黒炭オロチは信長を討った明智光秀ということになりますね。
オロチは元々は、光月おでんに仕える家臣の一人だったのかもしれません。
オロチは光月おでんに大恩があった?
942話にてオロチに対して処刑寸前の康イエは、「おでんに大恩ある貴様が!!姑息な計略で奪い取っただけの将軍の座、誰が認める!?」と問いかけていました。
果たしてオロチは光月おでんに対して、どんな大恩があるのか気になるところですね。
おでんも織田信長のように身分に分け隔てなく接する大名だったと思います。
おそらく「身分の低いオロチに地位を与えた」もしくは、「貧困に苦しみ餓死寸前のオロチをおでんが養った」と予想できます。
へり下った行動や笑い方がゴマをすっている様に感じるオロチ。
恵まれなかった幼少期、地位のある者に媚びを売る事でオロチはこの環境から脱しようと画策していたのかな。
自分を拾ってくれた霜月康イエ、そして大恩がある光月おでん。恩人である2人をオロチは自らの手で殺害してしまったと。#ジャンプ pic.twitter.com/8LyJmW5lkU— mana (@mana__) November 2, 2019
しかし、ずる賢いオロチは大恩のある光月おでんを裏切り、ワノ国の将軍に成り上がろうと目論んだのでしょう。
20年前に前代将軍の光月スキヤキが亡くなり、その後継ぎとして息子の光月おでんが選ばれそうなところをオロチが邪魔したのかもしれません。
おでんはワノ国の開国を志しており、オロチはそれを利用することで大罪人へと仕立て上げたということも考えられます。
カイドウと手を組んでワノ国を乗っ取った
919話にて、ワノ国の学校では「開国」や「それを志した光月家」を悪にするような思想が教育されていました。
ロジャーや白ひげなど海賊とも仲良くしていた光月おでん。
それを逆手に取ったオロチは「開国は海賊を国に招き入れる危険な行為だ」とでも説いたのかもしれません。
将軍となりワノ国の頂点についた黒炭オロチ。しかし20年経った今でも光月おでんに固執している描写が多々見られる。それはオロチが抱く、おでんへの劣等感(コンプレックス)なのではないか?その描写をまとめて考えてみる↓https://t.co/2Oqg2YGxlz pic.twitter.com/U1p3gWlWrh
— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) May 28, 2019
光月おでんは、海賊王ロジャーの船に乗って最後の島「ラフテル」にたどり着きました。
空白の100年など世界の秘密を知ったという罪を犯したことも、光月おでんを罪人に仕立て上げるための後押しになっていたそうです。
さらに四皇・カイドウと手を組んだことで強大な力を手に入れたオロチは、ワノ国を乗っ取って将軍まで上り詰めたのでしょう。
まとめ
光月おでんの生い立ちや家臣に裏切られたという話まで、織田信長と似ていますよね。
破天荒な性格からも、そのモデルは織田信長なんだと思います。
そして信長を裏切ったとされる明智光秀のように、オロチも20年前までは光月家の家臣だったのかもしれません。