それをきっかけに、イェレナの正体が怪しいとの噂が再燃しています。
イェレナはパラディ島にとって敵なのか味方なのか?
それとも、単なるジークの手下なのか?
今回の記事では、イェレナのこれまでの言動を元に、その目的を考察していきます!
イェレナとは?これまでの言動をおさらい
イェレナが敵なのか味方なのかを考えていく上で、まずはイェレナがどのような人物なのかを知っておく必要がありますね。
なので、これまでのイェレナの言動をおさらいしましょう。
イェレナとは?反マーレ派の首謀者
イェレナが進撃の巨人に初登場したのは、パラディ島にマーレ軍として登場した106話。
ハンジが「お茶でもしましょう」と言うのに対して、イェレナ一人だけが「お茶しましょう」と応えます。
そして、仲間のマーレ兵士を銃殺して自分達がパラディ島の敵ではないということを示そうとしています。
この時、ハンジも予想外の展開だったのか、かなり驚きの表情をしていましたね。
そして実際にイェレナとオニャンコポンがお茶をして、「私達はジーク・イェーガーの命を受け上官を撃った反マーレ派の義勇兵です」といい、しかも「目的はエルディア人の解放です」とまで断言。
実際にその後は、マーレ軍に対して不利な情報を与えたり、パラディ島に軍隊の近代化を導入したりと、パラディ島の味方として多大な貢献をしました。
港を建設したり、飛行船を導入することで、パラディ島以外の地域との交流を可能にしています。
そのため、”登場した時点では”完全にパラディ島の味方であることがわかります。
イェレナとは?エレンとの密会
その貢献から、パラディ島のメンバーも次第にイェレナに信頼を持つように。
しかし、イェレナのある行動により、パラディ島のメンバーと反マーレ派の義勇兵との間に亀裂が入ります。
それが、イェレナとエレンとの密会。
今までパラディ島にとっての味方と思われていたイェレナですが、27巻110話の「偽り者」からイェレナの言動が少し変わっていきます。
ピクシス司令にエレンとの密会を告白し、その目的は「兵政権にはっぱをかけるため」ということでした。
その際、「私はただエレン・イェーガーに私を知って欲しかっただけで・・・」と取り乱しますが、この言葉が本当なのかどうかはわかりません。
現にピクシス司令も、イェレナの言葉は一部が本当で一部が嘘だと思っています。
イェレナがエレンと密会して何を話したのか、そしてどんな密約を結んだのかはいまだにわかっていません。
イェレナとは?ジークの脊髄液入りワインをパラディ島の幹部たちに飲ませた
そしてイェレナがパラディ島にとって味方だと断言できない決定的な行動が、ジークの脊髄液入りワインをパラディ島の幹部たちに飲ませていること。
ジークの脊髄液入りワインを飲んだエルディア人は、ジークが叫ぶことによって一瞬で無知性巨人になり、パラディ島の脅威になります。
ニコロの証言だと、このワインは「第一回の調査船から大量に積まれていた」らしい。
ということは、この脊髄液入りワインは最近になって用意されたものではなく、イェレナがパラディ島に潜入した頃から用意されたもの。
パラディ島に味方し、エルディア人の解放を切に願っているのであれば、ジークの脊髄液入りワインを振舞ったりしないですよね。
これまでの言動から考えられるイェレナの考え
ここまで言動を整理すると、イェレナはパラディ島にとって完全な味方ではないことがわかります。
では、イェレナの本当の目的はなんなのでしょうか?
ここからは管理人の私の個人的な考察です!
イェレナの目的:ジークに心から賛同しジークの手助けをしている
まず考えられるのは、イェレナがジークに心から賛同し、ジークの手助けをしているということ。
イェレナ自身の考えがあるわけではなく、あくまでジークの描く物語の一兵士としての振る舞いをしている。
これはあり得ます。
ジークが描く「安楽死計画」を完成させるには、始祖の巨人が必要になります。
しかし、安楽死計画を実行するかどうかはあくまで始祖の巨人の判断。
そのため、ジークはクサヴァーさんから「安楽死計画」の理解者を見つけ、そのものに「始祖の巨人」を託すように言われています。
そして、そのクサヴァーさんとの回想シーンで描かれているのが、イェレナ。
つまり、イェレナはジークの一番の「理解者」であることがわかります。
ということは、イェレナはジークにとっての手足であり、あくまでイェレナの今までの言動は全てジークの目的に沿っているというのが、仮説の1つ目ですね。
イェレナの目的:ジークとエレンを利用して、何かしら自分の目的を果たそうとしている
そしてもう一つ考えられるのが、イェレナがジークとエレンを利用して、何かしら自分の目的を果たそうとしている、ということ。
イェレナは義勇兵としてマーレを欺いたり、エレンと密会してパラディ島の上層部たちの信用を失墜させる行動をしたりと、彼女も彼女なりに命をかけて行動しているように見えます。
となると、イェレナにはジークの計画以上の、それなりの目的を持って行動しているように思えて仕方ないのです。
しかし、今までの進撃の巨人の主要人物として登場してきたエレンとジークを利用してまで、パラディ島にとってのラスボス的な存在になるのも、また考えづらいこと。
そう考えると、ジークの目的を遂行するだけの一兵士としてだけの活躍なのか?
でもそうであれば、118話で見せた、アルミンを一瞥するかのようなあの恐ろしい顔のインパクトを与える必要はない気がするのです。
さらに、進撃の巨人が新章に入ったとみられる頃から、イェレナの描写があまりにも多い。
というか、イェレナの言動を通していろんな物語を展開させていると言っても過言ではないのです。
そのため、今後の進撃の巨人の展開を知るには、イェレナの言動に注目する必要がありそうです。
イェレナの目的に対するネットの声
実際に、イェレナの目的がジークの安楽死計画に単に賛同しているだけではないのでは?という味方をする方もいますね。
進撃の巨人118話読んだんだけどさ…
イェレナの目的は他にあるんじゃって思ってしまった— カオル (@m_ag_ao) June 9, 2019
それ私もちょっと思ってた、それさえも伏線なのかな〜と思ってたけど
イェレナの目的というか色々ブレブレで、、、いや、ここまできて大切なあの人をなんちゃらかんちゃら〜っていう茶番になることはないだろうけど— ノンノ. (@beruberu_fever) May 5, 2019
エレン派の心臓を捧げよが狂信的に感じるの上手いなあ
完全にエレンラスボスルートっぽいけどイェレナの目的がまだよくわからん— おされ@アクシズ教 (@Falltensi) January 10, 2019
まとめ
かなりとりとめのない考察になってしまいましたが、イェレナの目的が「ジークの計画に賛同しているだけ」なのか、「彼女独自の目的があるのか」で、今後の展開がかなり変わってきそうです!
これからもイェレナの言動には注目しないといけませんね!