599話では信が趙峩龍(ちょうがりゅう)を討ち秦軍右翼が大勝利をおさめた。
しかしその夜、勝利の知らせを聞いて和やかな雰囲気だった、楽華(がくか)隊が率いる秦軍左翼に龐煖(ほうけん)が登場する。
ここで599話が終わり、突然の龐煖登場に読者は混乱したことだろう。
今回の記事では、600話のネタバレ予想をしていきます。
確定情報が入り次第、確定記事をお届けしますね。
5月15日、最新の600話ネタバレ確定記事追加しました!
キングダムネタバレ予想:600話では龐煖の動きが李牧の戦略かどうかが鍵になりそう
龐煖の登場により、当然600話では龐煖の動きが鍵になりそうです。
その中でも龐煖登場は李牧の戦略だったかどうか、です。
そして、なぜあえて秦軍の「左翼」に登場したか。
考えられる龐煖の登場の理由は2つあります。
- 李牧の元々の戦略だった
- 信の覚醒に、強き者を求める求道者としての本能で山を降りた
信が岳嬰(がくえい)を討った際に、龐煖は何かを感じ取ったという伏線がありました。
それを感じて山を降りたのであれば、2つ目の理由である「信の覚醒に、強き者を求める求道者としての本能で山を降りた」と考える方が自然です。
しかしそれなら、秦軍の右翼に登場するはず。
今までの龐煖の登場シーンを見ても、必ず狙った獲物の場所に間違いなく登場しているので。
となると、やっぱり李牧の戦略として元々登場する予定だった可能性が高いと、私は予想しています。
もしかしたら李牧は龐煖に「秦軍を討つタイミングは任せる」ということを伝えていたのかもしれません。
龐煖の登場が李牧の戦略だとしたら生じる謎
色々と考えると、李牧の戦略として登場する予定だった可能性が高そうです。
しかしながら、李牧の戦略として登場するとなると、謎が生じます。
それは、龐煖の求道者としての生き様に反するのではないか、ということ。
どういうことかというと、龐煖は趙の大将としての責務で王騎(おうき)や麃公(ひょうこう)を討ったわけではありません。
むしろ、求道者として強き者と対戦するために、しかたなく李牧の口車に乗っている、という感じです。
龐煖と李牧の利害が一致していたから、今まで龐煖は秦の将軍たちを討ったのです。
なので、今回も今まで通りの理由で秦の前に登場したのであれば、信がいる右翼に登場するはず。
今まで、蒙恬の活躍に対して龐煖が何かを感じていた、という伏線はなかったので。
なので、このまま秦軍左翼を殲滅させる行動をとなると、求道者としての行動ではなく李牧の戦略として、つまり趙軍の将軍としての行動になります。
本当にそうなれば、龐煖の生き方が変わってきた、ということになるのかもしれません。
キングダムネタバレ予想まとめ
龐煖の登場により、当然600話では龐煖の動きが鍵になりそうです。
そして、気になるのは龐煖の登場の理由。
- 李牧の元々の戦略だった
- 信の覚醒に、強き者を求める求道者としての本能で山を降りた
どちらなのか、600話を待ちましょう!