「進撃の巨人」の漫画が連載されてからもう10年。
第一話目を読んだときの衝撃をいまでも覚えています。
進撃の巨人第一話目を読んだ後は、いままでに味わったことのない絶望感と、一体これからどんなストーリーが繰り広げられていくのかという期待感でいっぱいでした。
最終回も間近といわれている進撃の巨人。
今回は第一話目を振り返り、タイトルである「2000年後の君へ」の意味とまだ回収されていない伏線についてなど考察をしていきたいと思います。
進撃の巨人の第一話のタイトル「2000年後の君へ」と言う意味は?
記念すべき第1話といえば、衝撃シーンだらけでした。
タイトルは「二千年後の君へ」
【個人的に好きな進撃の巨人の単行本表紙】
◾️1巻 超大型巨人は進撃の巨人を象徴するキャラで好き
◾️11巻 進撃の巨人VS鎧の巨人の迫力が最高に良い
◾️17巻 哀愁漂う感じが最高。てか、17巻は中の話も最高。
◾️22巻 今までとは違ったテイストで良いみんなは何巻が好き🤔?? pic.twitter.com/nb8Pdikoky
— マンガタリ/進撃の巨人考察マン (@mangatariiiii) September 17, 2019
突然壊された平穏な日々。
狭い空しか見えない壁をも超える高さの超大型巨人が現れ、壁を壊し、人々は恐怖のどん底に叩き落されました。
そんな1話目の最後は超大型巨人が壁を破壊し、その場所へと巨人が集まり始めるというところで終えています。
進撃の巨人第一話のタイトルである2000年後の君へとはどんな意味なのか
まずは1話目のタイトルから考えてみましょう。
大切なキーワードといえる2000年という時。
これは、始祖ユミルが巨人の力をもらったところから始まっているのではないかと考えられます。
けものフレンズ2は前作から2000年後の物語
進撃の巨人1話の『二千年後の君へ』という謎のタイトル
繋がったぜベルトさん… pic.twitter.com/vT4957IgzJ— もつれら (@mtmtSF) April 18, 2019
グリシャの父は、グリシャが10歳ぐらいの時に「今から1820年前。我々の祖先「ユミル・フリッツ」は「大地の悪魔と契約し力を手に入れる」と話していました。
そしてその後、ダイナとグリシャが出会ってからの会話で「145代目はその役目を放棄し辺境の島に都を移しました」と話しています。
たとえば145代もの間、きっちり巨人を受け継いだものの命の期限である13年で継承してきた場合、145×13で1885年となります。
壁が壊されたのは壁を築いてから102年後のこと。
その壁が破壊された年、845年(1話目に掲載あり)から5年後、再び超大型巨人襲来。
ウォールマリア奪還作戦からは4年が経ったときにマーレ国に攻め入り、エレン救出しジークとともにパラディ島に戻ってきています。
1話目から現在までは9年経っていることになるので、壁が築かれてからは111年。
1885+111だと1996年となります。
エレンが巨人の力を継承したのは、壁が破壊された年と同じです。
なのでエレンの残された命は現在から考えると残り4年。
1996+4でちょうどエレンの命が尽きるときが大体2000年となります。
つまり2000年とはそのエレンが死ぬとき、もしくはエレンの巨人の力を誰かが継承するときをさしていると考えます。
そして「君」とは誰なのか。
これは前述のとおり、エレンを指すのか、それとも継承者を指すのか…。
メッセージとしては始祖ユミルから、エレンもしくは継承者を指しているものだと考えます。
この答えは最終話にはわかるのではないでしょうか。
進撃の巨人122話で、2000年後の君が誰か判明!
そして進撃の巨人122話で、1話目のタイトルである「2000年後の君へ」という伏線が回収されました!
というのも、進撃の巨人122話のタイトルは「2000年前の君から」というタイトル。
進撃の巨人の1話が2000年前の君からで
122話が2000年後の君へなのが最高にテンション上がったよね— 青(せい)@きくと (@sei_kiku_053) October 9, 2019
進撃の巨人122話は、始祖ユミルが巨人化の能力を得たという過去の話。
始祖ユミルは、巨人化の能力を得た時から、ずっとフリッツ王の奴隷でした。
現実世界から亡くなった後も、ずっと座標で1人フリッツ王の奴隷をやっていたのです。
その間が2000年。
そして、進撃の巨人122話では、エレンが始祖ユミルをフリッツ王の奴隷から解放します。
エレンのお陰で始祖ユミルは、初めて王家の命令に背き、自分で選択をしました。
そう、始祖ユミルは巨人化したその日からフリッツ王の奴隷であり、奴隷から解放されるのを2000年間ずっと待っていたのです。
2000年後に奴隷から解放してくれたのが、エレンでした。
これは衝撃でしたね。。
>>進撃の巨人122話でアニメ2期のエンディングの伏線が回収!
進撃の巨人第一話でミカサが言った「いってらっしゃい」の意味とは?
冒頭のミカサのようなマフラーを巻いた黒髪の人物から言われた一言。
「いってらっしゃい。エレン」
これもまだ謎が解けていません。
なぜ、ミカサはエレンにいってらっしゃいといったのでしょうか?
けものフレンズ2は前作から2000年後の物語
進撃の巨人1話の『二千年後の君へ』という謎のタイトル
繋がったぜベルトさん… pic.twitter.com/vT4957IgzJ— もつれら (@mtmtSF) April 18, 2019
一つの可能性としてはループ説です。
エレンが望む世界を実現できなかった時、ループをする、というもの。
エレンがループする際にミカサが見送り、言ったのではないか?と考えられます。
つまり、このミカサはこのときのミカサではなく、未来のミカサということになりますね。
なのでエレンが目覚めてから「ミカサ……お前髪の毛伸びてないか?」と言ったのではないでしょうか。
さらに「すっげー長い夢を見てた気がするんだけど」とエレン。
話が繋がります。
ひとつ気になるのが、アニメ版第1話では、このセリフがカットされていること。
これに意味があるのかないのか…それは定かではありませんが、気になるところです。
進撃の巨人第一話でなぜエレンは泣いていた?
ミカサに起こされた時、エレンは泣いていました。
本人も見ていた夢を覚えておらず、泣いていた理由は現時点で不明です。
前の項目のループ説から考えると、エレンは大切な仲間である、ミカサとアルミンを守ることが出来ずにループしてきたのではないかと考えられます。
それゆえに悔し涙のようなものが流れたのではないでしょうか?
思わずポロっと流れてしまったことからもそれが一番有力で前後とつじつまが合うように思います。
進撃の巨人第一話に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の結論としては、エレンが一度失敗をし、ループしてきたのが1話目である、と考えました。
1話目に限らず、まだ残されている伏線がいくつもあります。
物語の最後はどこへ向かうのか。
最終回を迎える前にもう一度読み直して考察してみるのも楽しいかもしれませんね。
>>始祖ユミルを食らうシーンはアニメ2期のエンディングの伏線回収!
>>エレンの次の継承者はいない?目的は巨人化能力を奪うこと?
>>始祖ユミルとは?