只今コミック・ジャンプ・アニメ全てがこの『ワノ国編』ですね。
おだっちが楽しみにしていた話だけあって、ワノ国編かなりの長作になる感じがします。
すでにコミックも5巻(33話分)になっています。
ここまで読んで筆者が思った事は…
“登場人物多くない?”
と、感じております。
確かにアラバスタ編やウォーターセブン編でもキャラはそこそこ出ましたが、今回は序盤でかなりのキャラが出てきている気がします。
しかも、様々な場所で色々なキャラがいるので覚えるのが大変ですよね。
そして、まだカイドウ達との戦いもあります。
ビック・マム海賊団の様に主要メンバーがいるとしたらこれからまだまだ増えると考えれます。
なので、今回はこれまで(2019年11月現在)の登場人物などを場所や行動と合わせながら整理していきます。
ワノ国編で新たに出てきたキャラは?
おだっちのひめていた思いが爆発したように、様々な情景・登場人物がたくさん出てきていますね。
そんな中からまずはワノ国編から新しく出てきたキャラを振り返ってみましょう。
ワノ国編での登場人物:光月家
代々石工の家系。約800年前にポーネグリフを作った一族である。
そして、古代文字が読める家系でもあったが先代の光月おでんが死亡してしまい途切れてしまった。
光月おでん【死亡】
光月おでんはワノ国の九里を20年前に治めていた大名。
先代の大名・光月スキヤキの息子として生まれる。
度量が大きく、常識や偏見にとらわれない自由奔放な性格をしています。
当時”鎖国国家”であったワノ国は外海との接触を絶っていました。
その時にワノ国に流れ着いたミンク族のイヌアラシとネコマムシはみんなから偏見の目で見られていたが、おでんは気にせず助けていました。
大人になるにつれワノ国の”鎖国国家”を疑問に持っていました。
光月おでんは『開国』を唱え始めた異端児であった。
口癖は『窮屈でござる!!』。
おでんが18歳の時色々な悪事をしてきたため、父であり当時将軍だった光月スキヤキから『花の都』から追放されました。
追放された後同じく追放された浪人や罪人達が集まる無法地帯”九里”に向かいました。
そこで当時一番危険人物であった”アシュラ童子”を打ち取る。
その後、悪人達をまとめ上げることで九里の人々に仕事を与え、桃源農園や街・城を築き、自由で笑いの絶えない活気のある街へと再生させた。
この頃からやはり大名になる力を秘めていたんだと思います。
そして、九里をまとめあげた事を光月スキヤキも見ていて、弱冠20歳にしてその功績を認められ子供の頃の悪行は許され、”九里大名”へとなりました。
その後、光月トキと結婚してモモの助と日和の2人の子供もできました。
口癖であった『窮屈でござる』ということで、ワノ国を出ておでんは白ひげの船に乗り、海へ出ました。
その後に海賊王のロジャーの船に移りました。
以前にワノ国に流れ着いたイヌアラシとネコマムシの故郷”ゾウ”へロジャーと共に向かい、ロードポーネグリフを見ました。
そして、ロジャーとともに最果ての地『ラフテル』に到着しました。
おでん39歳の時に四皇・カイドウと黒炭オロチに攻め入られ処刑され、おでん城ごと燃やされてしまい、そこで死亡しました。
光月トキ【死亡】
光月おでんの妻。モモの助と日和の母親。
悪魔の実『トキトキの実』の能力者。
詳しくはまだ出ていないが、自由にどの時代でも”未来”へタイムスリップすることができる。
その能力を使い、息子のモモの助と”赤鞘九人男”の錦えもん達を20年後の未来へ送り助けた。
ここで疑問に思うのが、なぜ過去へ行ってやり直さなかったのか?というところですが、そこには悪魔の実の能力の制限があると考えれます。
トキ自身が言っていた、
『人は決して過去には戻れない・・・未来へならいけるのよ!!私は・・・。』
と、いうことから過去へは行けず、未来にしか行けないことを表していると考察できます。(どんなチート能力でも必ず制限があるのが面白いですね♪)
そして、この光月トキはこんなことも言っています。
『この不思議な”トキトキ”の能力で、未来へ未来へと旅をして』
と語っていました。
このことから光月トキはもしかしたら、”空白の100年”からきたもしくはそのことを知っていた人物ではないかとも考えれます。
何年何百年と未来から旅してきたであろうトキが
『ついにたどり着いたの・・・旅の終着点に』
と、言って自分はタイムスリップせず、光月おでんと共に死を選んだことから、光月おでんがどれだけ素晴らしい人物だったかをより知りたくなったセリフでした。
そして、トキは死の間際に
『”月は夜明けを知らぬ君” ”叶わばその一念は” ”二十年を編む月夜に九つの影を落とし” ”まばゆき夜明けを知る君となる”』
と、言って死んだそうです。
オロチはその言葉をこう読み解きました。
『20年後の月夜にこの恨み晴らすべく。九人の侍達が化けて出て貴様を殺し・・・。ワノ国を開国する!!』
この20年後がまさに今!!
今後のみんなの行動が色々なところで繋がってくるでしょう。
光月モモの助【生存】
光月おでん・トキの息子。
おでんが31歳の時に生まれる。
そして、モモの助8歳の時にカイドウたちにより父が処刑、母は燃えるおでん城に残り死亡しました。
母のトキの能力により、赤鞘九人男の錦えもんたちと共に20年後のワノ国へ飛ばされた。
そこで見たのは変わり果てたワノ国でした。
ただ、トキの残した最後の言葉を信じ、20年間モモの助達の帰りを待っていた者達もいました。
そのような同士を集める為に皆がバラバラに行動することになりました。
モモの助は錦えもんとカン十郎・雷ぞうと共にミンク族の故郷”ゾウ”を目指すことに。
ただ、航海術のない4人はすぐに遭難し、雷ぞうと離別し、ゾウでの再会を約束する。
その後命からがら「ドレスローザ」にたどり着くも、カイドウとつながりのあったドフラミンゴに追われ、手違いで謎の船に乗ってしまったモモの助を追って錦えもんが追うもカン十郎は追っ手に捕まり離別。
そして、モモの助がたどり着いたのは「パンクハザード」。
そこでベガパンクが作った謎の悪魔の実を食べてしまい『龍』に変身できるようになってしまった。
カイドウも龍に変身できるので、最終的にここが何かしらの繋がりが出てきそうですね。
ここでルフィ達と合流して、カン十郎を助ける為「ドレスローザ」へ、雷ぞうとの再会を果たす為目的地であった「ゾウ」を目指すことになりました。
ゾウ編ではモモの助が動く島である「巨象 ズニーシャ」と意思疎通ができるようになり、命令をしてジャック達を追いやりました。
この時ルフィにもズニーシャの声が聞こえていたので、覇王色の覇気を持っている者のみに聞こえていたのではないかと考えれるので、モモの助も覇王色の覇気が使える可能性があるのではと考えれます。
光月日和(ひより)【生存】
光月おでん・トキの娘。
20年前の事件の日、日和はモモの助達とは一緒に飛ばされず、トキと共に燃えるおでん城に残りました。
これで死亡したかに思えましたが、ゾロが助け共に行動していたのが日和でした。
モモの助達が未来へ飛ばされた後、赤鞘九人男の一人”河松”がおでん城に行っていて、そこから日和だけを連れて逃げていたため助かっていました。
そして、日和はこの20年間ワノ国で身分を隠しながらモモの助達の帰りを待っていました。
この20年間日和はどううやって身を潜め生きて来たのかそこも謎の1つでしたがすでに解明されましたね!
次でお話しする、ワノ国一の美女“小紫”にてお話ししていきます。
小紫【死亡?】
小紫はワノ国が誇る遊女、ワノ国随一の美貌を誇り、この小紫が歩けば誰もが振り返るほどである。
ただ、その性格はかなりの悪女であった。
男の価値をお金でしか判断せず、これまで何人もの客が小紫によって財産をむしり取られてきた。
そんな悪女な小紫でも常に共にいた女の子がいた。
それは、笑い上戸な”ト子”。
男の価値はお金でしか判断しないような悪女の小紫だが、このト子を守る為にオロチをビンタで張り倒した。
その際にオロチの部下である”狂死郎”に斬り殺され死亡してしまう。
と、思われていたがその後に登場した光月日和が小紫そのものでした。(93巻938話)
性格は全く違うが、顔が同一人物でした。
今回麦わらの一味も色々な姿に変装して潜入しているので、日和もバレない為に花魁に長年変装していたのではないかと考えれます。
顔だけではなかなかそうとも考察しづらいので、なぜそう言われているかもお話しします。
小紫が狂死郎に斬り殺される前の会話で、オロチにこう言っていました。
『わちきは武士の娘!!無様に生きはしない!!!』
と、言った後に斬り殺されるシーンになりました。
その後、ゾロに助けを求めてきたト子を連れた女性が登場しました。
その女性こそ、小紫であり、本当の姿が日和でした。
そして日和はモモの助が生きていること河松の事、ネコマムシたちが生きている事を教えてもらい泣きそうになりながらこう言いました。
『嬉しくて嬉しくて。でも泣きません!!武士の娘ですから!!』
と、言っていました。
小紫の重要シーンと同じセリフを言っているので、【武士=父である光月おでん】を表していると考えて間違いないでしょう。
他にも日和が正体を明かした時のシーンで、ト子は私の素顔を知る数少ない親友と言っていたので、小紫が仮の姿だったことを裏付ける言葉だと考えれます。
ただ、なぜ狂死郎に切られていたはずなのに日和は生きていたのかはまだ説明されていません。
狂死郎が本当は仲間でグルだったのか、日和が持っている何かの能力なのかはこれから明らかになってくることでしょう。
ちなみに私は日和と小紫の性格が全然違ったりするところから”二重人格的”な要素があるのではないかとも考えています。
ワノ国編での登場人物:赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)
光月おでんに使えていた九人の侍。九人が持っていた刀の鞘が赤かったところからこの名前がついたそうです。
今素性がわかっているメンバー(2019年11月現在)は錦えもん・カン十郎・雷ぞう・お菊・アシュラ童子・河松・イヌアラシ・ネコマムシの8人です。
後1人の傳ジローとしては姿はまだ確認されていません。
錦えもん【生存】
異名が『狐火の錦えもん』と言われ、”狐火流”剣術の使い手である。
赤鞘九人男のリーダー的存在。
悪魔の実【フクフクの実】の能力者。頭の上に葉っぱを乗せて、好きな衣装へと変身させることができる。戦闘には不向きな能力。
20年前には光月トキの能力で20年後のワノ国に飛ばされて、パンクハザード編でルフィ達会い、同行している。
カン十郎【生存】
異名が『夕立カン十郎』である。
悪魔の実(名前が不明)を食べており、描いた絵を実体化させることができる能力者。ただ、とてつもなく絵が下手くそ。
なので、描いた物の100%の実力を出すことができない。
実際鳥の絵を描いて乗るシーンがあるが、絵が下手すぎて鳥が上手く飛べていなかったです。笑
20年前には光月トキの能力で20年後のワノ国に飛ばされて、錦えもん達と逸れ、ドレスローザ編で再会。
雷ぞう【生存】
異名が『霧の雷ぞう』である。
”煙遁の術”や”分身の術””華手裏剣”などの様々な忍術を使うことのできる忍者。
ルフィ達と初めてあった際に忍者のイメージを押し付けられて少し困惑していた。(実際ニンニンなど言わないなど)
彼曰くルフィ達が思っている忍者は”妄想”に過ぎないらしい。
20年前には光月トキの能力で20年後のワノ国に飛ばされて、錦えもん達と逸れ、ゾウでかくまわれていた男。
お菊【生存】
異名が『残雪の菊の丞』である。
ただ、その姿は女性そのものだが、自分のことを話す際には”拙者”と言う。
戦闘時には般若の仮面を被る。
20年前には光月トキの能力で20年後のワノ国に飛ばされて、錦えもん達とは別行動でワノ国に残り、内情を調査していた。
アシュラ童子【生存】
異名というか20年後のワノ国では『酒天丸』と名乗っている。
おでんが九里に行った際にその時の最強と言われていたアシュラ童子。
そこでおでんに敗れ、おでんの強さに惚れて家来になることになる。
20年間ワノ国で皆の帰りを待っていた。
早害のジャックと互角でやりあうほどの実力。
四皇”カイドウ”にも部下に入って欲しいと思われているほどの強さの持ち主である。
河松【生存】
異名が『河童の河松』である。異名の通り、姿も河童。
剣士でありながら、横綱でもあり、”河童流”剣術の使い手である。
鍔(つば)がない「外無双」という刀を持っている。
20年前には錦えもん達が20年後に飛ばされた後におでん城に到着し、そこにいたトキと日和を助けようとするが、トキはその場に残り、日和だけを助けた。
イヌアラシ【生存】
異名は『イヌアラシ公爵』である。
モコモ公国の王様。「昼の王」と呼ばれている。
イヌのミンク族である。
かつて、ワノ国に漂流して、きみ悪がられていたが、おでんに助けられ、家来になりました。
そして、おでんと共に白ひげやロジャーの海賊船に乗っていました。
ネコマムシ【生存】
異名は『ネコマムシの旦那』である。
モコモ公国のもう1人の王様。「夜の王」と呼ばれている。
ネコのミンク族。
イヌアラシと共におでんに助けられ、行動していた。
傳ジロー【生死不明】
現在赤鞘九人男の中で唯一詳細がわかっていない人物。
ただ、最新話では昔の姿が登場してきました。
道具屋でのやり取りが出ていました。
上手いことを言って金をちょろまかしてしました。お金の計算に関してかなりの才能があると考えれます。
相手を騙すほどの巧みな言葉も持っているのでなかなかの策士だと考えれます。(暗号などを駆使して、スパイなどに向きそうですね。)
そして、20年後のワノ国ではまだ、姿を現していません。
ただ、この人傳ジローじゃないか?という人物が出てきました。
それが小紫を斬りつけた男”狂四郎”です。詳しくは後で後ほど話します。
ワノ国編での登場人物:ワノ国でのその他の仲間達
花のヒョウゴロウ【生存】
ルフィと共に兎丼(うどん)の囚人採掘場で働いていた丸メガネをかけた小さなおじいさん。
20年前はワノ国の”裏の顔”と言われており、「ヤクザの大親分」であった。
今とは見た目が別人でかなりガタイが良かった。
ヤクザと聞くと悪いイメージしかないが、実際のところは人望が厚く、光月おでんは幼少期から慕っていたほどである。
ヒョウゴロウは覇気の使い手で、武装色の覇気を使う。
相手に触れることなく、吹き飛ばす技を持っていて、ルフィにそのコツを教えていました。
トの家【死亡】
白舞の元大名で実際の名前は『霜月康イエ(しもつきやすいえ)』である。
日和と共に行動しているト子の父親。
光月おでんにも「ヤスさん」と、慕われる程の人物であった。
トの康はおでんに対して、
『お前こそが「光月家」を背負って立つ男!!!』
と、若かりしおでんへ言っていました。
そして、昔の描写では若い時の赤鞘九人男達がお金を盗もうとしていた為、捕まえ縛りあげていました。
その部分を見る限りなかなかの強さだったんだと考えれます。
今はただヘラヘラ笑っている人の様に感じるが、そこには理由が…
空腹に耐えきれず、人造悪魔の実【SMILE(スマイル)】を食べてしまい、能力開花せず、カナヅチになり笑う以外の感情を奪われてしまったのであった。
20年前からオロチに追われていたトの康。
今回の錦えもん達の作戦がバレてしまい、それが自分がついた嘘だと主張する為にわざとオロチに捕まりました。
そして、みんなの前で処刑されました。
牛鬼丸(ぎゅうきまる)【生存?】
『おいはぎ僧兵』としてワノ国の鈴後を住処としてる盗賊。
秋水を盗んだ犯人としてゾロに返す様言っていました。
最終的に隙を付いて、ゾロの秋水も奪ってしまいます。
この牛鬼丸は名前の感じからモデルは「牛若丸」と見た目からは「武蔵坊弁慶」が挙げられると考えれます。
そして、この牛鬼丸と河松には繋がりがあり、信頼している存在でありました。
牛鬼丸が相手の武器を奪って守っていたのは、過去の描写で出てきた内容からわかりました。
刀がたくさん刺さった場所を守っていました。
そこは刀を墓標とした、お墓だった。
その刀達がいつか必要となる日まで守り集め続けなければならないと2人は誓って守っていたオニ丸。
ワノ国編での登場人物まとめ
今後もどんどんキャラクターがどんどん出てくるであろう、ワンピースのワノ国編。
もうワンピースが5年以内に終わるのではないかと噂されているので、見逃すことができないですね!
今までそれほど活躍してこなかった、シャンクスや革命軍などはどうなっていくのでしょうか。
これからが楽しみです!