進撃の巨人120話で、ジークが不戦の契りを無力化できたことが判明しました!
始祖の巨人の力を使うには「始祖の巨人+王家の血筋」の2つが必要です。
しかしその2つが揃うと、初代壁の王(145代フリッツ王)の思想(不戦の契り)にとらわれてしまい、始祖の巨人の力を発揮することはできない、ということになるのです。
そんな不戦の契りをジークが解いたということは、ジークが始祖の巨人の力を使うことができるということ。
今までは、始祖の巨人の力を持つが王家の血筋ではない、エレンだけが始祖の巨人の力を使うことができるとばかり思われていましたが、その考えが覆される結果となりました!
そこで今回の記事では、なぜジークが不戦の契りを無力化することができたのかを考察してみたいと思います。
進撃の巨人の不戦の契りとは?
進撃の巨人に登場する不戦の契りとは、内戦に疲れ果てた145代フリッツ王が始祖ユミルと交わした契りです。
不戦の契りを一言で言うと、「すべての巨人を操ることのできる始祖の巨人の力を、行使しないこと」。
王家の血と始祖の巨人を合わせた時、”座標の力(もしくは始祖の巨人の力)”を発動することができます。
しかし始祖の巨人の力はとても強大であるため、始祖の巨人の力を押さえ込もうと各国がエルディア帝国を攻撃。
それに疲れた145代フリッツ王が、パラディ島へ巨大な壁を作って平穏な暮らしをする代わりに、始祖の巨人の力を使わないという約束をしたのです。
不戦の契りをジークが無力化!
内戦に疲れ果てた…当時の王は、始祖の巨人を有したまま『パラディ島』に籠ります。
そして、始祖の巨人と”不戦の契り”を交わし…
「今後、我々に干渉するなら壁に潜む幾千万の巨人が、地上のすべてを平らにならすだろう」と言葉を残し…籠城する形となったのです。 pic.twitter.com/MDy3dyFrrJ
— 鈴木義人 (@yoshito_suzuki_) May 29, 2019
不戦の契りがある限り、始祖の巨人の力を継承した王家は、決して始祖の巨人の力を使うことができないとされていました。
しかし進撃の巨人120話ではジークが「気の遠くなるほどの時間を始祖ユミルと共に過ごすことで不戦の契りを無力化した」と言います。
これにより、エレンの意思によらず、エルディア人安楽死計画がジーク単独で実行できることになります。
そこで一つ疑問が。
この不戦の契り、どうやって無力化したのでしょうか?
鍵となることは恐らく二つ。
- 気の遠くなるほどの時間とは、いつからいつまでか?
- 始祖ユミルとの対話で簡単に契りを無効化できるのか?
不戦の契り無力化の謎1:気の遠くなるほどの時間とは、いつからいつまでか?
まず、ジークが言う「気の遠くなるほどの時間」というのが、いつからいつまでを指すのかを考えます。
これは恐らく、ガビに撃たれ飛んできたエレンの頭部を掴んでから、エレンの意識が戻ってくるまでの時間、ということで間違いないと考えます。
というのも、座標の力の中では「全てが一瞬のうちに過ぎる」という空間であるため、たとえほんの数分しか実際には過ぎていなかったとしても、何年も経過している感覚になるのではないでしょうか。
その証拠に、エレンが意識を取り戻した時には「待つのに飽き飽きした」とジークは言っています。
よって、座標にたどり着いた時から、ジークは始祖ユミルとの対話を始めたのでしょう。
不戦の契り無力化の謎2:始祖ユミルとの対話で簡単に契りを無効化できるのか?
そして読者が一番気になるのがここですよね。
「そんな簡単に不戦の契りを反故にできるの!?」ということ。
今まで、この「不戦の契り」が進撃の巨人という物語に大きく影響を与えていました。
そのため、「不戦の契り」は絶対に覆らない絶対のもの、とばかり意識がいってしまっています。
しかしよくよく考えると、この不戦の契りも145代フリッツ王が勝手に始祖ユミルと交わしたもの。
一人の王が簡単に契りを交わすことができたものであるため、無力化もまぁまぁ簡単にできてもいいかな、という感じもします。
しかし今までは、王家の血筋が始祖の巨人の力を継承してきたことにより、145代フリッツ王の思想が頭の中に隅々まで入り込んでいたことが想像できます。
そのため、始祖ユミルと「不戦の契りを反故にする」という考えまでに至らなかったのではないでしょうか。
一方のジークは、座標の空間にたどり着くまでに、145代フリッツ王の思想を受けたことがありません。
そのため、一切の思想を受けることなく、始祖ユミルとの交渉ができたと考えられます。
不戦の契りの無力化にネットの反応は?
このタブーとも思える「不戦の契りの無力化」。
ネットの反応はどうだったのでしょうか?
不戦の契り結構ガバガバやんけ
— こんどう (@00kondo0418) August 7, 2019
不戦の契りを無力化はさすがにエグくて草
— ペテルギウス・ロマネコンティ (@Betelgeusedddds) August 7, 2019
確かに、不戦の契りを無力化するのは、物語の進行としてはかなり強引な気もしますね。。
不戦の契り無力化に関するまとめ
進撃の巨人120話で、ジークが不戦の契りを無力化したと言いました。
不戦の契りは進撃の巨人という物語にとって、かなり鍵となる伏線だったため、まさか反故にできるとは思いもしませんでした。
これにより、ジークはエルディア人安楽死計画を自分で実行できるようになります。
さて、ジークの計画は実行されるのでしょうか。。