進撃の巨人は、始祖ユミルが力を九つに分けて与えた「九つの巨人」のうちの1人です。
作品のタイトル「進撃の巨人」は、この巨人の名前から来たのでしょう。
タイトルになっているということは、物語において欠けてはならない存在なのだと思われます。
しかし、九つの巨人のなかでも謎が多く、一体どのような巨人なのかがはっきりと見えていません。
今回はそんな進撃の巨人について、考察していきたいと思います。
(2019年9月6日追記)
進撃の巨人121話で、ついに進撃の巨人の能力が判明しました!!
かなり強力なチート技術を持っていました。。
進撃の巨人とはどんな巨人?
エレン巨人 pic.twitter.com/WCxxZyR9qF
— ゲソ次郎 (@gesozirou) May 20, 2013
進撃の巨人はいつの時代でも自由を求め、自由のために戦ってきた巨人といわれています。
九つの巨人のなかの1人ですが、作中で力の特徴がまだ明記されていません。
九つの巨人は巨人対戦において、マーレとエルディアに力が分かれます。
進撃の巨人は始祖の巨人とともにエルディア帝国に残った巨人の力でした。
進撃の巨人の歴代継承者
現在わかっている情報をもとに、進撃の巨人の歴代継承者をまとめます。
エレン・クルーガー(フクロウ)
クルーガー(フクロウ(内通者))(cv.松本保典)
私的にだけどサザエさんでの波野ノリスケや
ドラえもんのび太の父親野比のび助など
名脇役で欠かせない存在な声優さんが演じられるとはこれまた嬉しい(*´ω`*) #shingeki #進撃の巨人season3 pic.twitter.com/i4SJbSCQUU— ユッキー@叛逆聖杯戦争 (@jokiupmnhy) June 21, 2019
マーレ政府に紛れ込み、エルディア復権派には「フクロウ」と呼ばれる存在でした。
政府で得た情報などを復権派に流し、導いていました。
グリシャが復権派であるということがばれて楽園送りになった際、巨人化し、一緒に来ていた他のマーレ人を倒し、船を破壊したエレン・クルーガー。
グリシャと二人っきりになったところで巨人について教え、進撃の巨人の力を継承させました。
グリシャ・イェーガー
今夜の「進撃の巨人 Season3」は
「あの日」
エレンの父・グリシャが残した本には、彼の記憶が綴(つづ)られていた。まだ幼い少年であったグリシャは、ある日突然に、この世の真実と向かい合うことになる……。総合 きょう深夜0:10~ (関西0:45)#shingekihttps://t.co/M86TqCRITp pic.twitter.com/kALSpziQLK
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) June 16, 2019
自分が収容区の外に連れ出したために一緒に出掛けた妹が殺されたグリシャはマーレに対して強い敵対心を持っていました。
息子の密告により、エルディア復権派であることがばれて楽園送りとなります。
そこでエレン・クルーガーと出会い、巨人について教えてもらい、進撃の巨人の力を継承します。
その後、グリシャはレイス家の教会へと行き、始祖の巨人の力を奪いました。
エレン・イェーガー
エレンって最初の頃と比べると、ほんと変わったよね。
梶さんが演じる4期の闇墜ちエレンはどんな感じになるんだろう。楽しみだなぁ~#進撃の巨人好きと繋がりたい pic.twitter.com/9rJIAuEkSi— kgの進撃垢 (@KG_bearfruit) July 29, 2019
シガンシナ区が崩落し、グリシャから進撃の巨人の力、始祖の巨人の力、この世界の秘密がつまっているであろう地下室の鍵をもらいます。
そして地下室にたどり着くと、5つの真相が明らかになりました。
進撃の巨人の能力は?
進撃の巨人3期 45話観たぜ〜!!
硬質化エレン巨人カッコいいー!!
どチビを殴ってやればいいのとこカットされて無くて良かったー!w
オリジナルもいい感じよね! pic.twitter.com/Wr8s9oEEeU— 🐣★江蓮ぴよ&ぴよてち◢͟│⁴⁶⚔ (@Ren38847436) September 10, 2018
破壊された壁を直したり、また戦いで拳を硬質化させたりすることから硬質化することができるのはわかっています。
しかしそのほかは不明です。
今までの戦いを見ても、硬質化以外はエレンの基礎的な運動能力に依存した戦い方がほとんど。
また、エレンだけが複数の知性巨人を得ています。
複数の巨人を宿すには進撃の巨人がいないとできないことなのかもしれません。
進撃の巨人の今後の活躍は?
進撃の巨人はどの時代を生きていても、自由のために戦ってきた巨人です。
実際にエレンも壁外の世界を強く求めて、巨人に縛られない世界を求めてひたすらに走っていきました。
しかし、いざ巨人の正体を知り、エレンたちが海の向こう側に広がる世界を知った時のこと。
エレンHappyBirthday!!
進撃の巨人3期Part2ホント楽しみ!
またエレンの活躍が見れるなんて嬉しい!
「そして彼らは海を見る__」か…。#3月30日はエレン・イェーガーの誕生日#エレン・イェーガー生誕祭2019#進撃の巨人 #祝う人RT#RTした人全員フォローする pic.twitter.com/CAvPgPBqNE— ❄リュウオウ❄ ~µ’sic Forever~ (@ryuuou3332) March 29, 2019
初めてたどり着いた海で、エレンは「…なぁ?向こうにいる敵…全部殺せば…オレ達自由になれるのか?」と語る姿はいままで視聴者が見てきたエレンとは違う表情をしていました。
この言葉はエレンの思考から出てきた言葉というよりも、エレンが所持している進撃の巨人が見てきたもの、今までの思いから出てきた言葉なのではないでしょうか?
このことから、進撃の巨人は敵だと認知したものがすべてなくなるまで、戦いをし続けるのではないかと考えられます。
そして一番気になるのは誰の自由を願っているのかということ。
ストーリーを読み進めていくと、進撃の巨人は誰かの自由を求める、というよりは自分自身の自由を求めているように感じられます。
実際にいま、ずっと仲間として戦ってきていたミカサやアルミン、調査兵団と意見が合わなくなったことで別行動を始めました。
このままストーリーが進んでいくとなると、進撃の巨人は自分が王にでもならない限り、進撃の巨人自身の戦いは終わらないのではと考えます。
そして巨人の力はまだ未知数なところが多いのでその過程で進撃の巨人の別の力が作中で出てくるのではないでしょうか。
一番のポイントはエレンがどこまで巨人の力に影響を受けているのかということだと思います。
進撃の巨人に支配された場合は先に記したようにひたすらに自由を求め続けることに…。
もしも巨人の力に支配されないあの幼いころのエレンになれれば、幼いころからの友だちとの絆を純粋に受け止められれば、人類は大きな一歩を踏み出し、みんなが求める自由にたどり着けるのではないでしょうか。
始祖ユミルを奴隷から解放できるのは進撃の巨人か?
進撃の巨人120話で、始祖ユミルが意思を持たない奴隷であることがわかりました!
今まで始祖ユミルはエルディア人にとっての神のような存在かと思われていましたが、実際は逆の奴隷だったということ。
>>始祖ユミルは意思を持たない奴隷!王家の血を引く者を主人と認識
この始祖ユミルの「奴隷」と進撃の巨人の「自由」というのは、すごく関係があるのではないでしょうか?
詳細は判明していませんが、もしかしたら始祖ユミルが奴隷から解放されるには、進撃の巨人の力が必要なのかもしれません。
漫画のタイトルにもなっている「進撃の巨人」。
様々な伏線を持たせている本作品なので、進撃の巨人が「自由のために戦ってきた巨人」という情報だけで終わるとは思えません。
エレンの本当の目的は「エルディア人が巨人化しないようにすること」という考察が当たっているのであれば、始祖ユミルが奴隷から解放されることは必須条件です。
そうなると、進撃の巨人の力=始祖ユミルを奴隷から解放させる力、というのもあながち遠い考察ではないように感じます。
まとめ
進撃の巨人は謎が多く、力の内容がいまだはっきりしていません。
そのため、今後どのような展開が起こるのか、予想がしづらい部分があります。
はたして自由を求めるという進撃の巨人の思いは、みんなが求める自由へと導いてくれるのでしょうか?