下弦の伍「累」は鬼滅の刃の中で唯一の「群れる」鬼です。
人間であった頃に得られなかった寂しさからか、家族を持とうとする鬼である累。
その少年のような弱々しい見た目とは裏腹に、下弦の伍である累は十二鬼月の実力を十分に知らしめ、圧倒的な強さを見せつけてくれました。
そこで今回の記事では、鬼滅の刃の下弦の伍「累」について概要をまとめ、累はどれぐらい強いのか解説していきます。
それでは、紹介していきます。
鬼滅の刃:下弦の伍である累(るい)とは?十二鬼月の蜘蛛の鬼
鬼滅の刃の下弦の伍は、鋼の如く硬い糸を自在に編み張る血鬼術を使える「累」です。
見た目は蜘蛛の巣の柄が入った白い着物を着ていて、白髪でまるで蜘蛛の足のような髪の毛の小柄な少年。
生息地は那多蜘蛛山。
鬼滅の刃に登場する鬼殺隊の最高位の柱と、十二鬼月の上弦ではどちらの方が強いんだ?
下弦の伍の累は富岡にあっさりやられてるけど…上弦と下弦では実は結構な実力差があったりするのか? pic.twitter.com/ivBK8t4mAP— 晴れのち曇り (@dnqvhnOzHWaA5x7) August 30, 2019
「家族」というものに執着し、累は一家の末子、配下に「母」「父」「兄」「姉」役を演じる鬼たちと疑似家族関係を築いていました。
けれど、その家族関係は累に対する恐怖、累が家族を支配することで成り立っていたのです。
人間だった頃は床から起き上れないほど病弱で、歩くことさえできませんでしたが、鬼舞辻無惨に血を与えられ、鬼となり自分の両親を殺してしまいます。
家族の絆に憧れ飢えていた累は、自分より弱い鬼を集めて家族ごっこを始め、那多蜘蛛山に入ってきた多くの人間を殺害。
激闘の中、炭治郎と禰豆子の兄妹の絆に触れて憧れを抱いた累は、禰豆子を自分の「妹」にしようとするも拒否され、救援に来た鬼殺隊・水柱「冨岡義勇」に止めを刺され殺されました。
死にゆく際に、累は自分の両親が自分を愛していてくれていたこと、自分が欲しかった「家族の絆」はもう持っていたことに気づき、両親と一緒に罪を償うため地獄へ向かって行きました。
鬼滅の刃の下弦の伍の累(るい)の血鬼術は?
十二鬼月の下弦の伍である累は、蜘蛛鬼らしく鋼のような糸を自在に編み張る血鬼術を用います。
どんな能力を持っているのでしょうか?
鬼滅の刃の累の血鬼術:鋼糸(はがねいと)
極めて高い強度の糸を生成し、それを用いて斬撃を放ちます。
敵を拘束することもできる糸らしい能力です。
第5巻37話で炭治郎が水の呼吸 壱ノ型 水面斬りで鋼糸を斬ろうと試みましたが、刀を切り折られてしまう返り討ちに合うほどの鋭さと硬度を誇ります。
鬼滅の刃の累の血鬼術:刻糸牢(こくしろう)
累くんの血鬼術『刻糸牢』がアニメで凄い美麗なCGになってて驚いた。 pic.twitter.com/iJmUxMknoZ
— かりぐら🍊 (@Tsapsaanja) August 13, 2019
硬度を引き上げた蜘蛛の巣を模した糸を放ち、相手をバラバラに切り刻む血鬼術。
炭治郎は水の呼吸 拾ノ型 生生流転で通常の鋼糸を切ることができましたが、第5巻39話で斬れないと直感で感じるほどの硬さです。
鬼滅の刃の累の血鬼術:殺目篭(あやめかご)
血鬼術 「殺目篭」#鬼滅の刃 pic.twitter.com/63yzFkzyVY
— 柚子胡椒 (@qooo5560) August 17, 2019
放った対象の周囲にドーム状の糸を張り巡らせ、それを縮めることで対象を切り刻もうとする血鬼術。
鬼滅の刃の累の血鬼術:刻糸輪転(こくしりんてん)
血鬼術 刻糸輪転!
くっそかっこいい😌#鬼滅の刃#鬼滅の刃好きさんと繋がりたい #累 pic.twitter.com/1g0NpEPQXQ— かけるん!🥴趣味垢☠️ 模写マン (@y_lydx) August 19, 2019
糸の硬度を最高まで高め、編み上げた糸を回転させながら対象に放つ血鬼術。
鬼滅の刃の下弦の伍の累(るい)はどれぐらい強い?
下弦の伍の累はその見た目と同じく、蜘蛛のような糸を操る鬼です。
また、最大の特徴は他の鬼にはない「家族と共に戦う群れる鬼」だということです。
累1人でも十分な強さを持っているというのに、さらに複数人の家族の相手をしなければならない…一筋縄ではいかない厄介な強さを持っています。
累は他の鬼にはない力を分け与え「群れる」鬼
累はシンプルかつ強力な鋼糸を始め、搦め手の操り糸や繭糸、蜘蛛化の毒に溶解液など、非常に多彩な術を使用します。
累の配下である家族の鬼相手ですら下級隊士が束になっても敵わず、操り糸によって同士討ちの憂き目に遭ったり、蜘蛛に変えられたり、溶かされて食料にされてしまいます。
そのため、たくさんの隊士を送り込めば倒せるというわけではなく、高い能力と実力を持つ者を戦わせるしかなく、戦術で対処することができないとても強くて厄介な強さです!
累は家族に力を分け与えていなかったら最強の鬼だった!?
基本的に「群れない」という鬼と異なり、累と戦うことは必然的に複数人の鬼と戦うことになり脅威ですが、一方でその「家族に力を分け与える」ことが弱点でもあります。
家族に力を分け与えることは、累自身はその能力を一時的に失います。
累が鋼糸で対処ができない相手に遭遇した場合は、自らはほかの搦め手を使うことができず、極端な劣勢を強いられることになってしまうのです。
さらに、力を分け与えた家族たちはいずれも累よりも弱い鬼で、累が力を分ければ分けるほど、累自身の総合的な強さは落ちます。
累が力を分け与えた家族の鬼たちは炭治郎たちによって倒れていますが、累が血を分け与えなかった場合は、手も足も出ず翻弄されていたほどの強さだったのでしょう…。
鬼滅の刃の下弦の伍の累(るい)に関するネットの反応は?
下弦の伍の累についてネットではどういった声が上がっているのでしょうか。
鬼滅の刃 おもしろかった
累くん好きやわ…彼の過去 めっちゃ気になる
独りよがり?家族ごっこ…ニセモノ家族…切ない
鬼滅~ 鬼側の生きざま?みたいなのや 感情も伝わるし 知りたいって思うし…ストーリー的には敵やけど…単純にいなくなれとは思えなくて…単純に鬼狩り話しやないのが おもしろい— ひめ子 (@himeko666) August 17, 2019
鬼滅の刃のアニメ全話見たんだけど累くん…すきだよ…という気持ちになったので私はどの世界線でもるいっていうお名前の美しい人を好きになる説あるよ
— u (@U04MY) October 2, 2019
鬼滅の刃19話~21話まで一気見。
もう泣かせにくるなコイツら。
炭治郎と禰豆子の絆に感動して炭治郎のうたで号泣して累の人間から鬼になって両親を殺してしまった時の表情…人を沢山殺してしまったから両親と同じ場所には行けない…からのご両親!!
泣くわバカ
消えていく累に優しく手を添える炭治郎…— 秋羅 (@2246aaakiraaa) September 8, 2019
やはり気になっている方は多いですね!!
鬼滅の刃の累に関するまとめ
累が群れる理由は「家族の絆」に憧れ欲していたから。
複数人の家族が立ちふさがり、禰豆子を取られてしまうのかとヒヤヒヤするほど強いと感じましたが、炭治郎と禰豆子の「家族の絆」が勝り安心しました。
厄介な鬼でしたが、最後は両親と再会できて本当に良かったですね!