キングダム600話では、突如秦軍の左翼に現れてひと暴れした龐煖。
これにより蒙恬じぃが討たれてしまいました。
一方の飛信隊は、兵糧攻めされているはずが、死んだ馬の肉を食うという河了貂(かりょうてん)の策で豪勢な食事を和気あいあいと楽しんでいました。
そして、復活した王賁。
主役が全員揃ったところで、いよいよ最終決戦になる朱海平原の戦い。
601話が確定したので、お伝えします!
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(2019年6月6日追記)
キングダム602話が確定しました!
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キングダムネタバレ:最新話601話
それでは早速、キングダムの601話を見てみましょう!
舞台は一度、咸陽に戻ります。
橑陽からの知らせ
咸陽に、一頭の馬が到着する。
それは、壁と楊端和の軍が橑陽(りょうよう)で犬戎軍を倒したことを伝える早馬だった。
この報告に、昌文君を始め、各文官たちは信じられないといった表情。
情報が途絶え、最悪の場面を想像していた中での、勝利の情報。
橑陽から咸陽まで、到着に5日を要した秦軍。
橑陽の勝利は安堵できるものだが、問題は朱海平原の戦い。
橑陽の勝利が届けられた頃は、もう開戦15日目。
一番の問題である、兵糧は尽きたと計算されている。
政は、珠海平原で戦っている信のことを想う。
珠海平原の情報は届いていないが、信はきっと生きて戦っており、また王宮で論功行賞を信に渡すことを信じている、と。
その政のまっすぐな目は、信が手柄を立てることを何一つ心配していないようにも見える。
珠海平原への思い
舞台は橑陽へ。
壁が、「嫌な夢で目が覚めてしまった」と言いながら、楊端和とキタリがいる場に合流する。
その嫌な夢とは、
珠海平原で破れ、秦軍が全滅する夢
だった。
言霊を信じているキタリから凄まれる壁。
しかし、そんな楊端和とキタリも感じていた。
15日目、今日が決着の日、だと。
そしてそれは、橑陽にいる軍だけでなく、鄴に布陣する桓騎(かんき)も感じていた。
胡漸(蒙恬じぃ)を想う蒙恬
15日目の夜が開けた、珠海平原の秦軍左翼。
蒙恬(もうてん)は、胡漸(蒙恬じぃ)が討たれたことによって、憔悴しきっているのではないかと、陸仙も気遣おうとしている。
しかし、そんな気遣いをよそに、いつも通り起きている蒙恬。
胡漸(蒙恬じぃ)の最期は描かれていませんでしたが、やはり胡漸(蒙恬じぃ)は亡くなっていたのですね。
蒙恬は、「今日はいつもより全体を前衛にして、攻めに出る」と言う。
これは胡漸(蒙恬じぃ)の弔いではなく、紀彗軍を足止めするためだ、と。
夜明けとともに、秦軍右翼が趙軍左翼を抜きに行く。
抜けて王翦(おうせん)軍が李牧軍を挟撃するときに、紀彗軍が援護に行くと面倒なことになる可能性がある。
あくまでも作戦の一環。
私憤に駆られてのことではなさそうだった。
蒙恬はやはり、常に冷静ですね。
蒙恬も、今日の15日目は、大一番だとわかっている。
だからこそ、胡漸(蒙恬じぃ)への涙は戦いに勝ってからだ、と言う。
しかしそれでも、陸仙から胡漸(蒙恬じぃ)の優しさを思い出させる一言を聞き、思わず涙する蒙恬。
戦といえど、小さい頃から育ててくれた人が一瞬のうちに亡くなることは、いくら蒙恬でも整理しきれない事態かもしれません。
しかし蒙恬は、今はこの戦に勝つことだけを考えている。
趙軍右翼
一方、蒙恬軍と相対する趙軍右翼の紀彗軍。
紀彗も蒙恬の狙いを十分わかっている。
紀彗も、全力で蒙恬軍を迎え討つ。
秦軍中央王翦軍
15日目にして、ようやく開戦するのが、中央の王翦軍。
待ちわびた田里弥と倉央がお互いの武運を祈る。
軽口を叩く倉央に田里弥は「しくじるなよ」と。
しかし、倉央は返す。
しくじり?
そんな言葉知らぬな
無縁すぎて
勝てない戦はやらない、と言われている王翦軍。
その群の中で活躍する倉央の「しくじりという言葉は無縁」というのは、ハッタリでもなんでもないものなのだろう。
そして遠くを見つめる王翦は、この15日目についてどこまで見通せているのだろうか。
龐煖(ほうけん)出現の情報は、おそらく王翦にも届いている。
龐煖については、どこまで読みきれるのか。
趙軍中央李牧軍
いよいよ開戦となるのは、趙軍中央にいる李牧も同じ。
李牧も、龐煖がどのような動きをするかに応じて、策を柔軟に変えていくか。
いずれにせよ、龐煖という圧倒的な武力は、両軍にとって無視できないものだろう。
秦軍右翼飛信隊
飛信隊も、今日が大一番であることを知っている。
昨日まで、本当に文字通り死闘を尽くしてきた飛信隊。
松左さんの言葉「気を抜いた奴から死ぬ」を胸に、一層気を引き締める。
昨夜、馬を食べることができた信は、完全回復の様子。
そして信たちは王賁が復活したことを聞く。
大一番で王賁の存在は大きいもので、一気に士気が上がる。
しかし、羌瘣(きょうかい)だけは浮かない表情だった。
それは、龐煖の存在。
龐煖が秦軍左翼に現れたとき、羌瘣は何かを感じ取っていた。
そして、今も感じている。
きっと、龐煖は信を狙ってここにくる、と。
お前の危機は私が守る
という羌瘣に対し、
そういうのはやめろ 羌瘣
という信。
そう、信だけが生き残っても意味はない。
全員で生きのこって勝つ。
今日は、それだけを考えて戦うしかない。
そして珠海平原にいる全員の準備が整った。
キングダムネタバレ:最新話601話感想
601話は、朱海平原15日目の朝までの様子でしたね。
ようやく壁と楊端和の勝利を聞く政たち。
どれだけその報告を待ちわびていたことでしょう。
信じることしかできないとわかっていても、やはり気が気ではなかったのかな、と思います。
そしてやはり亡くなっていた胡漸(蒙恬じぃ)。
蒙恬は冷静さを保てていますが、それでも一番の人を無くした無念はあるはず。
勝って勝利の涙を届けることができるのか。
そして、15日目にしてようやく開戦することになる中央軍。
「しくじりという言葉は無縁」という言葉まで発した倉央の動きは、どのようなものなのか。
見ものです。
そして、昨日まで死闘を演じていた、秦軍右翼。
15日目も厳しい戦いになります。
しかし、信も羌瘣も王賁も完全復活の予感。
どこまで武功をあげられるのかが、楽しみです。
キングダムネタバレ:最新話602話予想
これまでの流れから、602話を予想していきます。
管理人の勝手な予想ですので!
王翦と李牧がどう動くか
珠海平原は、あくまで王翦と李牧の戦い。
ようやく開戦する15日目の両軍の戦いの行方が、そのまま珠海平原の結果になります。
王翦は右翼を突破させ、李牧軍を挟撃する構え。
しかし、それは李牧もわかっている。
分かっている作戦に対して、やすやすとそれを許す李牧ではありません。
李牧側の作戦だけ、今は分かっていない状態。
もしかしたら、龐煖の動きに応じた柔軟な作戦を持っているのかもしれません。
龐煖は信に討たれるか
秦軍左翼に突如現れて、そしてすぐに姿を消した龐煖。
龐煖は、きっと信の元に向かったのでしょう。
15日目には、龐煖は信と一騎打ちになる気がします。
もしかしたら龐煖は、この15日目の戦いで信に討たれるのではないかと想像します。
王騎の矛を使いこなせるようになった信。
そして、王騎が乗り移ったかのような信。
どれを見ても、龐煖を討つのに材料は揃っている予感が。