キングダムのコミック2巻のネタバレ感想記事です。
500年に及ぶ、中華の春秋戦国時代。
今では大人気のキングダム。
全ては、信と漂との日々から始まりました。
コミック1巻ネタバレでは、信と漂たちが昌文君との合流地点に到着するところまででした。
キングダム2巻の目次
キングダムのコミック2巻には、全11話収録されております。
第9話:山の民
第10話:油断
第11話:不退転
第12話:忠臣
第13話:熱き合戦
第14話:将軍への道
第15話:呂丞相
第16話:馬酒兵三百
第17話:遭遇
第18話:託す思い
第19話:驚愕の世界
第9話:山の民
ようやく着いた、最終の合流地点。
どうやら昌文君たちはまだ到着してない。
しばしの休息。
河了貂が作ったご飯で腹も満たされる。
しかし、1つだけ妙な点が。
ここは、400年前に王の避暑地として使われて以来、まったく使われていない場所。
そのわりにはかなり綺麗。
それは、400年前の秦王である穆公の行いのおかげだった。
山の世界の王と穆公は、手を取り同盟を結み、交流をしていたのだった。
穆公の死後、同盟は失われたが、山の民は穆公との思い出のこの場所を、神聖な場所として崇め続けていた。
そして、3人の中にゆっくりとした時間が流れる中、あの男が現れた。
それは、刺客であるムタだった。
第10話: 油断
河了貂の背後を狙うムタ。
しかし間一髪で信が河了貂を救う。
ムタと対峙する信。
1つだけ気になることが。
なぜなら、ムタから全く強そうなオーラを感じないからだ。
しかしムタが吹き矢を加えた瞬間。
信の体が勝手に反応して、尋常じゃないほどの冷や汗が。
そう、ムタの毒矢は、かすったら人が死んでしまうほどの脅威だった。
第11話: 不退転
吹き矢の脅威に加えて、異常なほどの速さを持っていたムタ。
しかしかろうじて信は対応する。
そして、そこに現れた政。
加勢するかと思われたが、政はこの絶体絶命のピンチでも、「このぐらいの相手に負けるようじゃいくら命があっても足りない」と言って加勢しない。
ムタの押しに負けそうな信。
しかし、ムタの殺気の呪縛から解放されて、自ら攻撃を仕掛けることが出来るようになると、かなり信がおすようになった。
場面は変わって秦国王都の咸陽。
王騎将軍が、昌文君の首を取ってきたというが、損傷は激しく確認ができない。
肆氏(しし)は本当に昌文君の首かどうかを疑うが、王騎のオーラにタジタジである。
そして王騎が望むもの。
それは、血湧き肉踊る世界だった。
第12話: 忠臣
ついにムタを切ることに成功した信。
しかし、信もかなりの痛手を受けてしまい、今にも倒れてしまいそう。
その隙を狙い、ムタが政を吹き矢で殺そうとする。
しかしそこに現れたのは、昌文君だった。
昌文君の一撃で、倒れるムタ。
昌文君の前に立ち、漂は死んだぞ、と信は言い放つ。
しかし昌文君はそれを無視し、政の前で跪くと、部下たちも一斉に跪く。
そして涙を流しながら、「よくぞご無事で!」と。
そして政は昌文君の肩を叩きながら、「お前もな」と一言。
昌文君にとっては、政からその一言が聞けるだけで良かった。
第13話: 熱き合戦
脱出劇で王騎に襲われた話をする昌文君。
とてもじゃないが全員を守ることができないと判断した昌文君は、王騎と一騎打ちに。
王騎は、昌文君と肩を並べるのが懐かしいと言い、かなり楽しそうにしている。
そして、昭王の時代の、熱き血潮渦巻く戦いを求めていると語る。
お互いに進路に隠しておいた軍が参戦し、そのまま昌文君の軍と王騎の軍で合戦に突入した。
そして昌文君は、王騎の一撃を受けて崖から転落。
下に川があって助かったが、昌文君はそこで戦列を離脱した。
そして、昌文君の部下が漂の話をし始める。
第14話: 将軍への道
昌文君の部下は、壁(へき)と名乗った。
その壁が、漂の身に起こった事を話し始めた。
昌文君が崖から落ちると、壁たちは軍の全滅を覚悟した。
しかし、そんな絶体絶命の中で、指揮をとったのが漂。
その姿は将であった。
漂が単騎で王騎の軍に立ち向かい、壁たちへの攻撃が弱まった。
つまり、漂のおかげで壁たちはこの合流地点へと着くことができたのだった。
あの将とも思える姿を見て、漂はこの合流地点で必ず会えると信じていた壁。
しかし、漂の姿は、ここにはなかった。
この話を聞いて、信は覚悟する。
将軍への道を。
しかし下僕の身分では、決して将軍にはなれないことを知る。
それでも信は、この争いで政が玉座を取り戻しさえすれば、土地や家をもらって将軍の道が開けることを政と約束した。
第15話: 呂丞相
どさくさに紛れて、ムタの吹き矢をゲットする河了貂。
その間、信たちは呂丞相の話をする。
いま遠征している呂軍が戻れば、政は戻れるのではないかと。
しかし、呂軍は、政が死ぬまで秦国には戻らないことを知る。
呂丞相が狙うのは秦国の王であり、そのためには政が無くなることが望ましいからだった。
昌文君は、とりあえず様子を見ることを提案する。
しかし政は一日も早く帰ることを決意する。
だがそのためには、絶対的な力が足りない。
そんな時、昌文君と政は、山の王の存在を思い出した。
第16話: 馬酒兵三百
政をはじめとする一行は、山の王に会いに行く。
しかし王騎の軍と戦った昌文君や、その部下たちはだんだんと遅れを取ってしまう。
成蟜(せいきょう)の即位を防ぐためには一刻も早く山の王に会いに行かなければならない。
だが、恐ろしい山の民を相手にするには、1人でも多くの兵が必要。
山の民はとにかく凶暴。
穆公の時代、数千の晋兵を300で蹴散らし、晋王をとらえてしまったほど。
合流地点へである穆公の避暑地を守っているからといって、秦国の人々に好意を持っているとは限らない。
そんな山の民の元へ、政は急いでいた。
第17話: 遭遇
どんどん先に行くにつれて、間延びする一向。
そして、いつのまにか山の民に囲まれていたことに気づく。
山の民は、政だけを山の王に会わせると言った。
他のものが付いてきた場合、全員殺すと。
第18話: 託す思い
信の暴走で、一触即発の状況になる両軍。
しかし、それを制止する政。
政は、一人で山の王に会いに行くことを決めた。
そして昌文君たちに、下山するように命令する。
政が山の民と向かった後。
昌文君は信に、政を追ってくれるように頼んだ。
そして政のところに向かおうとする信に向かって、昌文君は漂のことを詫びた。
漂のことはすまなかった
こんなはずではなかった
許せ
第19話: 驚愕の世界
結局、信と河了貂と壁の3人で政の元へと向かう。
夜に政を奪還する作戦を練る3人。
しかし、闇の中から出てきた山の民によって捕らえられてしまう。
3人はすぐに殺されずに、山の民に連れられて山の王のもとへ連行される。
たどり着いた山の民の集落は、予想に反してかなり近代化されたものだった。
この集落を見て、3人は政の奪還が難しいことを悟る。
キングダムネタバレ感想:2巻
最終の合流地点で、無事に落ち耐えた政たちと昌文君。
しかし命が絶えなかっただけで、状況は変わらない。
昌文君が、漂に関して最初は信を無視していたのが、山の民のところに行く時には「すまなかった」と言う感じ、すごく胸が熱くなりました。
信は漂の死を受け入れ始めたところだったので、取り乱すことなく昌文君の言葉を受け止めていました。
その姿が、とても印象的でした。
そして、この状況を一変させるため、政たちは山の王に会いに行きます。
山の王との同盟は成立するのでしょうか?
3巻が楽しみです。
キングダムネタバレ2巻:ネットの反応
2巻を読んだ感想はどうだったのでしょうか?
友人に進められたから、普段コミックは読まないが読んでみた。嵌まった。
今後の展開がとても楽しみです。
信がどのように成長するのかワクワクすんぞー
内容もよくできていてサクサク読める。
完全な読まず嫌いでした。
政の出生や、歴史通りに進んでいく中で逆境にある物語。次の展開が読めなく、続きの展開が気になってしまう。
とても絶賛されていますね!
まだ読んでいなければ、ぜひ読んでみることをお勧めします^^