この記事では、スナッチという言葉に隠されている意味と、ゾロとコウシロウのワノ国との関係を考察しています。
ワノ国に入ってからワンピースの核心にかなり近づいている気がします。
最新刊の95巻では終わりに近づいている感じがひしひしとしてしまってなんだか寂しさが・・・
途中で何度もパタリと単行本を閉じてましたww
今回はゾロとも関わりが深い”スナッチ”という言葉の意味を掘り下げていきましょう。
たった3文字のスナッチですがこの中にはたくさんの意味が入っております。
スナッチ!ワンピースでは言ってはダメな意味の言葉??
なぜスナッチと言ってはいけないのでしょうか?
その意味にはかなり深刻な理由が込められていました。
スナッチ!とモモの助が言っているけど一体誰が教えたの?
モモの助が修行をしている最中の描写で
モモの助が『スナ〜〜ッチ!!!』と掛け声をかけながら素振りをしているシーン(934話)があります。
どうやらゾロから『勇気が出ぬ時心を奮い立たせるまじないだと』と教えられたようですね
その際お菊が『偶然かもしれませんが…九里の方言にもそのような掛け声があり…モモの助様が使うにふさわしい意味ではございませんので!』
と使用を禁止しております。
もし偶然ではないとしたらなぜ、ゾロが九里で昔に使われていた掛け声を知っていたのでしょうか。
スナッチ 漢字にした時の意味に全てが込められている・・・?
スナッチ・・・カタカナで書くと大した意味も感じられませんが
”盗賊”が使うのかな…くらいにしか考えていなかった、このたった一言に色々な意味が込められていました。
では早速漢字にしてみましょう。
捨名知
『”名前”を捨てろ ”知恵”を捨てろ 頭をからにして飛び込むのみ!!』
子供の時に度胸試しでよく叫んだ…自分を大切にするから人間はビビるんだ(全て94巻P148回想シーンより)
20年前錦右衛門たちがいなくなってしまった後
オロチたちとの攻防戦に限界を感じ一部の侍が”侍”としての死を全うする前の会話です。
この会話から察するに、お菊がモモの助へスナッチの使用を禁止したのは捨て身に投じた侍たちのことを知っていたからでしょう。
もともとは自分を捨ててでも大義を
というような意味合いがあるのかもしれませんね。
スナッチの意味とゾロの関係を深読み
スナッチの意味がわかったところで、気になることがありますよね。
ゾロはなぜスナッチという言葉を知っていたのでしょうか。
ワノ国出身なのではないかという噂がありますがほぼ間違いないのでは・・・
と私は思っております。
コミックスでのSBSのコーナーで出身国をあげるならどこですかという質問に対して
尾田先生はゾロの出身国は”日本”と言っております。
ワノ国は侍や刀の文化から
どう見ても日本をモチーフにしていると思いますが皆さんはどう思いますか?
スナッチをゾロは誰から教わった??
では早速気になる本題へ
ゾロは誰からスナッチを教わったのでしょうか。
スナッチは九里の方言というのは判明しております。
九里では手のつけられない荒くれ者が多かったことからおでん様がそこに城を建て
一つの街にしました(詳細が気になるかたは95巻をお読みください)
そしてゾロは教わったけど言ったことはないとモモの助に言っています。
教わったけど言っていないということはゾロが幼少期の時点で
昔の言葉に分類していたのではないか?
そう考えるとゾロの強さのルーツや、言葉使いの荒さ
九里に通じるものを感じます。
誰から教わったか?明確に誰とは言えませんがゾロにスナッチを教えたのは
九里出身者と見て間違いないでしょう。
ここでちょっと待て!!!
と、いう声が聞こえてきそうなので先に言いますw
ゾロの故郷はイーストブルーでしょ!? コウシロウの出身は?
はい・・・突っ込まれる理由はこれですよね。
ゾロはイーストブルー出身だろ!そうイーストブルーのシモツキ村が故郷とされています。
ワンピース第1巻ではゾロの回想シーンでシモツキ村の道場でくいなに勝負を挑無シーンから始まります。
ゾロは負けますが
ここでくいなは女性だからこれ以上強くなれないと嘆くシーンがあり、世界一の剣豪に、ゾロかくいなのどちらかがなる!
そう約束を交わした翌日にくいなにはあっけない死が訪れます。
理由は階段から落ちた。です。何か不可解だなとずっと思っていました。
くいなの父がコウシロウ。
コウシロウはこの時『人間はなんて脆いんだろうねゾロ』と言っています。
最愛の娘が死に、この言葉・・・何か違和感がありませんか?
この言葉はコウシロウ本人が自分に向かって言っているのではないかと思います。
父親として、娘を止めることはできなかったのだろうか。
女としての道を歩ませたっかたなど。悔は残るが娘の気持ちも優先させたい。
そんな父親としての脆さについての話を、ゾロに言ったのではないでしょうか。
死ぬ前日にはくいなは性に関しても執拗に執着しているように感じます。
スナッチの意味から読み解く くいなが強さを求めた理由
くいなやコウシロウもワノ国出身だったのではないかと考えます。
道場を経営しているところ
さらにくいなの持つ真剣は大業物 和道一文字です。
確実にワノ国とつながっていると見て間違いないでしょう。
どうやってワノ国からイーストブルーにきたかですが革命軍が一枚噛んでるのでは・・・
くいな、コウシロウ道場の皆道場の皆はもともとワノ国出身でオロチの独裁主義から救われた民なのではないかと。
コウシロウ自身は剣術を絶やさないため海外に出されたのではないかと考えております。
くいなが強さを求め、ゾロとの約束を交わした後イワンコフの能力を使い性転換したのではないかと思います。
どちらかが世界一の剣豪になるって約束したんだ!!
だから女を捨て、男へと生まれ変わるため、そして周りの目を欺くため死んだことにしたのではないでしょうか。
こういうのも気になる扉絵があるのです。
え、いわちゃんって…ワノ国出身とかある? pic.twitter.com/TpReTVok1f
— ワンピース (@one_piece_zoro0) February 3, 2020
ご覧ください。くいなのお墓の隣にイワ〜〜〜というお墓があります。
イワンコフなのかはまだわかりませんが
なぜならイワンコフが死んだ描写はありませんし、元気に登場しておりますw
もしもこれがイワンコフのことだとしたらなぜイーストブルーのシモツキ村にイワンコフのお墓があるのでしょうか。
あくまで考察ではありますが、ゾロとの約束を果たすためくいなは世界一の剣豪になるためイワンコフにホルモン注射を打ってもらい修行に出たのではないでしょうか。
ゾロはどうやってシモツキ村へ?!
単純に船を乗り間違えた。
またはたまたま寝てた場所が船の上だったという説が有力な気がします。
あんだけ作中に迷い、迷い、、迷いまくるのですから
不思議ではないですね。
92巻SBSにて何十年か前にワノ国の船がイーストブルーに到着したと尾田さんが言っているので
その際に乗ってきたのか、革命軍の仕業なのかはまだわかりませんね。
ゾロの故郷である”シモツキ村”霜月トノヤスとの関係は
さらに気になるのがシモツキ村と霜月トノヤスとの関係になります。
白舞大名の霜月トノヤス。。。
町人にも慕われていたトノヤスは白舞の大名です
村にシモツキとつくぐらいですから
シモツキ村の皆さんはきっと白舞出身なのではないかと思います。
92巻SBSにて何十年か前にワノ国の船がイーストブルーに到着したと尾田さんが言っていると
先ほども書きましたがその際に乗っていたのがコウシロウやくいななのではないかと思います。
何十年か前それは20年前なのではないでしょうか。
《おまけ》スナッチ ワノ国 ゾロの関係性まとめ
いかがでしたか?
スナッチとゾロ ワノ国 色々な陰謀が絡み合っていきそうですね。
さてさて最後におまけということで
ちょっと気になってしまったことを書いて終わりにしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
なぜだ!!!ゾロだけハーレム状態な件について
ゾロの周りって常に女性キャラがいませんか?
くいな、たしぎ、ペローナそして日和。。。
ゾロのそばにはいつも女性がいるような気がします・・
女性に全く興味を示さないゾロだからこそなのか
私的に今回の考察からくいなはたしぎである、または性を改めて生きていると見ていますが、そうなると関係性を考えてしまいますよね。
ただペローナはないにしても、たしぎを抱えて救出したり、さらにワノ国編では絶世の美女日和さまと共に行動し、挙げ句の果てには腕枕シーン・・・
ゾロのこういうシーンすきすぎるw pic.twitter.com/88uyC887Sa
— ワンピース (@one_piece_zoro0) February 3, 2020
いや・・・ずるっっっ!!!
そりゃサンジくんも怒りますわw
私はこの最新刊の95巻を読んで気になることがありました。
おでん様って2刀流なのですよね。
あの豪快さ、剣士しかもめちゃくちゃ強い・・・白ひげを圧倒するほど強い。
そしてゾロがくいなと勝負するシーン二刀流なんです。
なんだかゾロと似た面影があるような・・・
日和はゾロにはすぐに心を許していましたし、何か繋がりがあるのではないかと感じました。
幼少期を共にしたくいなとの関係が深まるのか、またはくいなの面影を持つたしぎとの関係が深まるのか、さらに幼い時期を共にしていたかもしれない日和との関係が深まるのか。
今後のゾロさんの行動とハーレム事情には興味津々です!!