「進撃の巨人」という物語において、とても大きな存在であるパラディ島の「壁」。
主人公のエレンやアルミンはパラディ島の壁の外に出たいと自由を求めるようになりました。
この「壁」があることにより、進撃の巨人ないの人々の人生を、そして世界を大きく左右させます。
なぜこんなにも大きな壁がパラディ島に築かれたのか。
今回の記事ではパラディ島の「壁」が作られた理由や、どのようにして作られたのかなど、まとめていきたいと思います。
進撃の巨人のパラディ島に存在する3つの壁の大きさや広さは?
進撃の巨人パラディ島に壁は3つ築かれています。
外から順番に、
- ウォール・マリア
- ウォール・ローゼ
- ウォール・シーナ
という名前がつけられています。
ミアレシティの規模が進撃の巨人のウォール・マリア以上に広いぞ#anipoke pic.twitter.com/NyplTaylc8
— ニド (@nido_climax) March 26, 2015
この壁は王の居場所である国を中心として3重に築かれています。
ウォールマリアからウォールローゼまでは100km。
ウォールローゼからウォールシーナまでは130km。
ウォールシーナから中心部までは250km。
進撃の巨人の壁の中の世界がどれだけ大きいのか
一目瞭然 pic.twitter.com/SU5BdAkQa4— 進撃の巨人☆今から楽しむbot (@tatakaesensi) April 8, 2014
この距離から、もとても長い壁がパラディ島を囲むように建っていることが分かります。
そして進撃の巨人122話で判明したことなのですが、この「マリア」「ローゼ」「シーナ」という名前は、始祖ユミルの子供の名前だったのです!
>>始祖ユミルとは?
進撃の巨人でパラディ島に壁はなぜ作られた?
では進撃の巨人でなぜこの壁は築かれたのでしょうか?
50mの高さを誇るこの壁は、壁外で生息している巨人の侵入を防ぐために築かれました。
ですが、この理由は表向きな理由。
本当の理由は別にあったのです。
進撃の巨人の壁が作られるきっかけ
この壁が築かれるきっかけとなったのは進撃の巨人に登場する、エルディア人の始祖、ユミルが生きていた時代までさかのぼります。
1800年以上も前の事。
ユミルは「大地の悪魔」と契約を交わし、巨人の力を手に入れました。
ユミルの死後、その力は9つの巨人に分けられます。
この巨人たちの力が絶大であったため、ユミルは国の発展に使っていたものの、死後はその思いは受け継がれず、他国を侵略する兵器として使われます。
次々と他の国を弾圧し、世界を支配したのです。
ですが、マーレ国の内部工作により、エルディア国はマーレ国に敗れます。
そして9つの巨人のうち7つをマーレ国に奪われてしまのでした。
その当時エルディア国の王であったフリッツは、戦いを避けるべく、パラディ島に逃げ込み、壁を築いたのです。
進撃の巨人の壁の巨人とは?生きているの?
女型の巨人のアニと戦闘をした際、女型の巨人は指を硬質化させて壁を登りました。
アニは硬質化し水晶体の中に閉じこもり、それを兵団は拘束します。
すると、女型の巨人がつかんだ壁のところがほころび、なんと、巨人の顔が見えるのです。
>>アニのその後は?
#新しいプロフィール画像
進撃の巨人2期に恐怖を感じ、壁の中に逃げました。どーも、サフィ・ラルです。それではおやすみなさい。 pic.twitter.com/YjDP4zcP50— サフィ (@safy192) March 31, 2017
なぜこの壁の中に巨人がいたのか。
それはこの壁を築いたときに全て謎が隠されていました。
この壁はフリッツ王が始祖の巨人の力を使って築いたものであったのです。
人を壁の大きさに匹敵する巨人にし、その巨人たちを何千、何万と並べて硬質化。
そしてこの現在の壁が築かれたようです。
壁の中の巨人はどうなると動き出す?地ならしとは?
はたしてこの壁の巨人は現在どういった状態なのでしょうか?
目が開いていることから、眠りについている、冬眠状態に近いのかもしれません。
つまりは、生きている、ということです。
この巨人たちが動き始める鍵を握っているのが、この壁を作り出した始祖の巨人です。
始祖の巨人の命令さえあれば、この巨人たちは動き出し、世界を平らにならす「地ならし」を行なえるとされています。
進撃の巨人で1つ疑問に思う事なんだが、
地ならしって発動したとしてその巨人は
海を渡って他国に辿りつけるのか??
みんなで泳いで渡るの感じかな…?
想像したらシュールw pic.twitter.com/hF3c03cDUk— らぐら〜じ。@水統一☔️ (@mizugoro222) June 24, 2019
この地ならしがエルディア国にとっての最終兵器であり、この世界の戦争をなくす手段となっているので、今物語では重要なキーワードとなっています。
進撃の巨人のパラディ島にある壁に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
物語の始まりでは誰も信じて疑わなかった壁の存在。
それがまさか巨人で作られていたということになによりも驚きでした。
そしてその巨人たちがいまとなっては彼らに残された武器となっています。
果たして、エレンやジークは地ならしをどのようなタイミングで行なうのか?
それとも行なわないのか?
今後の展開に注目です。
>>エレンの次の継承者はいない?目的は巨人化能力を奪うこと?
>>始祖ユミルとは?