六国が恐れた秦の大将軍である王騎将軍。
王騎将軍の武勇と戦術は中華最強だと思っていましたが、王騎将軍は李牧の策に敗れてしまいます。
そんな王騎将軍はどんな時でも笑っています。
王騎将軍の笑みは余裕の笑みであったり、追い詰められた状況を楽しむ笑みであったり、様々ですね。
今回は、最後の最後まで「ココココ」と笑っていた天下の大将軍、王騎将軍の独特な「笑い方」に注目していきたいと思います!
キングダムの王騎将軍とは?
王騎将軍は、中華が認める天下の大将軍です。
昭王の時代には六大将軍として六国を震え上がらせました。
秦王が政となってからも、王騎将軍が率いる軍は最強のメンバーでした。
そんな名実ともに中華最強の王騎将軍は独特な笑い方をします。
初めは、「オカマキャラ」か?!と思った人も多いはず。
確かに昌文君のことを愛人(冗談)と言ってみたり、信にそれっぽいことを言ったりしていますが、戦いを見てからはその存在感は絶大。
その戦略と武勇によって敵を確実に討ち取っていきます。
そして、なぜかあの笑い方がクセになってしまい、真似したくなってしまうほどです。
本当に真似している騰の気持ちもわかります(笑)
それではどんな笑い方をするのか見ていきましょう!ココココ
王騎将軍の笑い方が独特すぎる!ココココやムフなどまとめ
王騎将軍の笑いは細かく見ていけば何種類もあることがわかってきます。
少しの違いで感情の起伏を表しているのも面白いところです。
では早速見ていきましょう!
王騎将軍の笑い方:ンフフフ
”ンフ”は気分がいいとき、満足しているときに使っていて、”ンフフフ”のようにフの数が多ければ多いほど満足度が高いようです!
通常は”ンフフフ”で、”フ”の数は3回のようですので、3回以外の”フ”の数に注目してみていきましょう!
- ンフ(初のンフ!)
成蟜(せいきょう)反乱戦、終盤。
嬴政(えいせい)らが戦う中央で戦っているところに城壁から降りてきた時に放った一言。
初めてンフが使われた場面です。
- ンフフフフフフフフッフフフフフフ(王騎将軍至上最高回数!)
「ンフ」を言った後、秦王嬴政(えいせい)にどんな王を目指しているか問いただし、
「中華の唯一王」という答えが返ってきた後の笑い。
”フ”の数はなんと驚異の14回!
政の答えに、満足そうな表情を浮かべながら心の中でこうも言っています。
「悪くない。悪くないですよぉ。この若王から放たれる中華という言葉は異様なほどに重い!」
この時から、昭王とは決別し、政と共に中華を目指すことを考えていたのかもしれません。
- ンフフフフ(六大将軍の問答)
信が王騎将軍にどうやって六大将軍になったか聞いた時に出た”フ”の数は4回。
信の口から六大将軍という言葉が出てきたことに驚いたようです。
- 皆さまご機嫌いかがでしょうか?ンフフフフ(昌平君より咸陽へ招集)
昌平君に馬陽の戦いの総大将を引き受けてもらうため、咸陽へ呼ばれたときに入って早々出ました”フ”が4回の”ンフフフフ””。
これは、咸陽へ総大将を引き受ける覚悟を決めてきたという王騎将軍の高揚感を表しているものだと思います。
気合いを入れたときにも”ンフフフ”が出るんですね。
- ンフフフフお見事です。誰か知りませんが、完全にしてやられましたよォ ンフフフフ
前後に”ンフフフフ”。これは只事ではありません!
馬陽の戦いで龐煖(ほうけん)との戦闘中、李牧軍が想定よりも早く到着した時にこの笑いが出ます。
死地に追い詰められてにも関わらず笑う王騎将軍。
過去にも何度もこんな死地を乗り越えてきたのでしょう。
ここからすぐ様、活路を見出すべく頭をフル回転させ、死力を尽くします。
- ンフフ、まあいいでしょう。本陣を動かしますよ
馬陽の戦いで、趙荘本陣が芝約後退したときに、趙に隠れた軍師がいるのではないかと疑った時の笑い。
とすぐに切り替えるあたりさすがですが、”フ”の少なさから、腑に落ちない様子が感じられます。
王騎将軍の笑い方:ンォフゥッ
これは登場シーンに使われます。
蛇甘平原の戦いのとき、観戦に訪れた王騎将軍が登場するシーンで”ンォフゥ”。
そして、馬陽の戦いで歩兵の前に騎馬隊を引き連れて登場した時も出ました”ンォフゥ”。
なにか存在を示すため息のようなこの笑いは、王騎将軍らしさを引き立ててくれています!
王騎将軍の笑い方:ココココ
冗談をいうときや相手をからかうときに用いるのがこの”ココココ”。
ここでは、”ココココ”が出た名場面を見ていきましょう!
- 昌文君は愛人です。ココココ。冗談ですよ王騎冗談。
蛇甘平原の戦いで、信に昌文君との関係を聞かれたときに出た初の”ココココ”。
この時はまだまだ王騎将軍という存在は謎のベールに包まれていましたから、ただの戦好きのオカマが変な笑い方をしているぐらいにしか思っていませんでした。
- 意外と私も嫌いじゃありませんからねぇ。長距離戦が。ココココ
これは馬陽の戦いで、敵将馮忌(ふうき)を追い詰めたときの”ココココ”です。
してやった!というような”ココココ”で気持ち良かったです!
- ココココ せっかく励ましてやろうと思ったのにその必要はなさそうですねェ、騰。
馬陽の戦いで、龐煖(ほうけん)相手に飛信隊の大半が討ち取られてしまっても、落ち込まずに前を向いている信に向けての笑い。
こういう所から、王騎将軍の優しさが感じられて心温まりますよね。
騰はつまらぬガキと言っていますが(笑)
- そもそも大将軍の私に直に教わろうなんて虫が良すぎますよ。ココココ
これが生涯最後の”ココココ”になります。
この後、信に矛を預け、この世を去ることになります。
瀕死の状態でも最後まで笑いを見せるあたり、さすが天下の大将軍ですよね。
王騎将軍が死亡してからは騰も笑い方を真似する
王騎将軍が亡くなってからは、騰が王騎将軍の真似をしている場面がけっこうあります(笑)
騰が真似する王騎将軍の笑い方:ンフフフ お久しぶりですねェ蒙武さん お元気でしたかァ?ココココ
合従軍戦が始まる前、蒙武に呼び出された騰が言った一言。
セリフだけ聞けば王騎将軍そのものですよね。
ですが、蒙武将軍曰く、全く似ていないようで、「オイ」と騰を注意しています(笑)
騰が真似する王騎将軍の笑い方:コココ 今日はこのくらいに
これまた合従軍戦で、騰が楚の千人将項翼(こうよく)と長時間切りあった後に言った一言。
熱戦を繰り広げていたからか、頭からは湯気が出て、髪の毛は大いに乱れていましたが、気丈に振舞います(笑)
王騎将軍のどんな時でもつらい顔を見せない姿も尊敬していたのでしょうね。
騰が真似する王騎将軍の笑い方:ココココ おだまりなさい録嗚未(ろくおみ) このおバカは
魏との著雍(ちょよう)の戦いで、録嗚未になぜ騰の策で戦わないのか問われたときに言った一言。
録嗚未のことはいつもおちょくっているのですが、今回はこの後に真面目に回答します。
中華を統一する為には、著雍の戦いで王賁と信が成長することが必要不可欠だといいます。
王騎将軍の夢見た中華統一も引き継いで、王騎軍を引っ張っていこうという気概が見えましたね。
王騎将軍の笑い方に関してネットの反応は?
王騎将軍の笑い方について、どんな声があがっているか見ていきましょう!
王騎将軍大好きすぎてもう笑い方「こここここ」って言い出しそう
— あまいもの🍫 (@onomiama) June 30, 2019
王騎将軍の『ンッフ』って笑い方めちゃくちゃゾワってするかっこよ…
— まむ (@mamu12mamu) April 27, 2019
王騎将軍の笑い方、「ンフッ」と「ココココ」なんだけど、んふっはともかくココココは小説で使うにはちょっと面白すぎて困る
— ごんあきら (@akirahyan12) June 3, 2019
王騎将軍の笑い方:まとめ
いかがだったでしょうか。王騎将軍の笑い方シリーズ。
独特な笑いの中にも種類があり、不気味な笑いや余裕の笑み、さらには考え込んでいるときの笑い、それぞれがそれぞれ王騎将軍を引き立ててくれています。
セリフだけ出てきたら、王騎将軍か騰か分からないですが(笑)
王騎将軍は亡くなってしまいましたが、騰がその存在を忘れないようにしっかりと笑い真似をしてくれています。
これからも私たちが王騎将軍を忘れることはないでしょう。
実写版映画で王騎将軍役をやった大沢たかおは、かなり笑い方を研究したと思われるほど、上手でした!